バルサに朗報! EURO2024で負傷したペドリが全体練習合流…ラ・リーガ開幕戦出場は?

ペドリ

 バルセロナに所属するスペイン代表MFペドリが、ラ・リーガ開幕を前にチームの全体練習に合流したようだ。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が15日に伝えている。

 今夏、ペドリはスペイン代表の一員としてEURO2024に出場。“ラ・ロハ”は最終的に3大会ぶり最多4度目の優勝を果たしたが、決勝のピッチにペドリの姿はなかった。というのも、大会開幕直後から先発の座を射止めてはいたものの、準々決勝のドイツ代表戦で左ひざを負傷。MRI検査の結果、グレード2のねん挫と診断され、準決勝と決勝は欠場していた。

 この負傷により、ペドリは約1カ月から2カ月程度の離脱が見込まれており、2024-25シーズンのラ・リーガ開幕に間に合うかどうかは微妙なところだった。今回、『ムンド・デポルティーボ』が伝えたところによると、ペドリは現地時間15日の午前、チームの全体練習に合流したという。公式戦復帰に向けて“重要かつ決定的な一歩”を踏み出したと伝えられた。

 2024-25シーズンのラ・リーガはこの週末から開幕し、バルセロナは17日に敵地でバレンシアと対戦する。同試合にペドリを起用するかどうかは微妙なところだが、今回の報道によると、出場する可能性は低いと見られている。既にペドリは全体トレーニングに合流したものの、バレンシア戦までにこなすことのできるトレーニングセッションは2回のみ。プレシーズンには試合もこなしていないことから、復帰を急かすのは危険だという判断が妥当だろう。焦ってピッチに戻ることで、直近の数シーズンのように、ケガを繰り返すリスクが高まる懸念もある。

 バルセロナはラ・リーガ開幕に先立ち、12日に開幕前最後の“恒例イベント”となっているジョアン・ガンペール杯に臨み、モナコに0-3で敗れた。同試合にペドリは出場しておらず、「できるだけ早く復帰するために努力している」と語っていたが、そう遠くないうちに、背番号8の姿がピッチで見られるかもしれない。

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