コモ加入のヴァラン、公式戦デビューも23分で負傷交代…セスク監督「ひざを痛めたようだ」

ラファエル・ヴァラン

 コモに所属する元フランス代表DFラファエル・ヴァランが、11日のコッパ・イタリア1回戦サンプドリア戦で負傷した。11日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えた。

 レアル・マドリードで数々の栄冠を勝ち取り、FIFAワールドカップロシア2018を制した31歳のセンターバックは、今夏マンチェスター・ユナイテッドとの契約満了に伴い、セリエA昇格組のコモにフリー加入。1年の延長オプションが付帯した2026年6月30日までの契約を結んだ。

 カップ戦で先発出場して公式戦デビューを果たしたヴァランだったが、23分に左ひざを痛めて負傷交代。自力で歩いてピッチを後にし、ベンチではひざにアイシングを行う姿がカメラに収められた。なお、37分にサンプドリアの先制を許したコモは、44分にパトリック・クトローネのゴールで追いついたものの、PK戦の末に敗れて1回戦敗退となった。

 コモを率いるセスク・ファブレガス監督は試合後、ヴァランの状態に言及。「彼は(エドアルド・)ゴルダニーガと前後半の半分ずつでプレーする予定だったんだ。けがは残念だ。ひざを痛めたようだが、検査の結果を待たないといけない」とコメントした。

 ヴァラン以外にも実力者を複数迎え入れ、“台風の目”として期待が集まるコモは、19日のセリエA開幕節でユヴェントスと対戦する。

【試合ハイライト動画】サンプドリア 1-1(PK戦:4-3) コモ

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