今夏コモ加入のヴァランがセリエA登録選手リストから外れる…契約解除の可能性も

 今夏にマンチェスター・ユナイテッドからコモに加入した元フランス代表DFラファエル・ヴァランが、セリエAの登録選手リストから外れたようだ。31日、イタリアメディア『カルチョ・メルカート』などが報じている。

 レアル・マドリードで数々の栄冠を勝ち取り、フランス代表の一員としてワールドカップを制した経験も持つ31歳のセンターバックは今夏、マンチェスター・ユナイテッドとの契約満了に伴い、セリエA昇格組のコモにフリーで加入。1年の延長オプションが付帯した2026年6月30日までの契約を結んだ。

 しかしヴァランは、8月11日に行われたコッパ・イタリア1回戦のサンプドリア戦で左ひざを痛めて負傷交代。自力で歩いてピッチを後にしたものの、少なくとも1カ月半の離脱となることが見込まれていた。

 ところが今回、セリエAの登録選手リストからも外れたことが判明。長期離脱となる可能性もあり、現地では両者合意の下で契解解除となる可能性も伝えられている。

 なお、コモは移籍市場終盤の28日にヘルタ・ベルリンからセンターバックを本職とするドイツ人DFマルク・オリヴァー・ケンプフを獲得している。

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