契約は残り1年も…リヴァプールDFファン・ダイク「現時点で変化はない」

ファン・ダイク

 リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、自身の去就は何も決まっていないことを明らかにした。11日、地元紙『リヴァプール・エコー』が伝えている。

 現在33歳のファン・ダイクはフローニンゲンでプロデビューを果たすと、セルティックやサウサンプトンでのプレーを経て、2018年1月に当時のDF史上最高額となる7500万ポンド(約141億円)でリヴァプールに加入した。ここまで公式戦通算270試合出場で23ゴール12アシストを記録し、プレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)制覇など、合計8つのタイトル獲得に大きく貢献している。

 昨夏からはキャプテンを務めているファン・ダイクだが、現行契約は2025年6月30日までと今季が最終年となっており、今夏の残留は確実視されているものの、来夏のフリー移籍の可能性もあることから、去就には注目が集まっている。

 そんなファン・ダイクは自身の契約状況について聞かれると、「現時点で変化は何もない」と契約更新の予定などはないことを明かしながら、新シーズンに集中していることを強調した。

「もちろん、僕に任されていて、発言権も持っているなら、当然僕たちはできる限りのことをする。それが目標である。僕には野心があるし、僕たち皆に野心がある。できる限りの成果をあげたいと思っている」

「僕たちは優勝するためにあらゆる大会に参加しており、それをすることは不可能に近いけど、プレミアリーグ開幕に向けて準備ができており、シーズンに向けて成長できればと思う。成長して試合に勝ちたいと思っているし、そのためには全員がベストを尽くす必要がある」

 なお、リヴァプールは17日に行われるプレミアリーグ第1節で昇格組のイプスウィッチと対戦する予定になっている。

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