今夏積極補強のウェストハム、守備陣のさらなる強化へ?…トリッピアー&フンメルスに関心か

(左)キーラン・トリッピアーと(右)マッツ・フンメルス

 今夏の移籍市場で積極的な動きを見せているウェストハムがさらなる補強に動く可能性があるようだ。7日、『テレグラフ』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 フレン・ロペテギ監督の下での“新たな船出”に向けて、今夏の移籍市場で積極的な動きを敢行しているウェストハム。昨シーズンのチャンピオンシップで21ゴール10アシストを記録し、最優秀選手(MVP)に輝いたオランダ人FWクリセンシオ・サマーフィルを獲得すると、2022-23シーズンのブンデスリーガ得点王で今夏のEURO2024でも活躍したドイツ代表FWニクラス・フュルクルクとも4年契約を締結した。

 そのほか、イングランド人DFマックス・キルマンやアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲスも獲得するなど各ポジションに実力者を加えているウェストハムだが、2024-25シーズン開幕が目前に迫るなか、さらなる補強に乗り出す可能性が浮上しているようだ。報道によると、同クラブはセンターバック(CB)と右サイドバック(SB)の強化を望んでおり、現在3選手の動向を注視しているという。

 獲得候補に挙がってるのがチェルシー所属のイングランド人DFトレヴォ・チャロバー、ニューカッスル所属の同国代表DFキーラン・トリッピアー、2023-24シーズン限りでドルトムントを退団し現在は無所属のドイツ代表DFマッツ・フンメルス。今夏の去就が不透明となっているフランス人DFクルト・ズマが退団した場合には、獲得に向けた具体的な動きを見せる可能性があるという。

 なお、チャロバーにはクリスタル・パレス、トリッピアーにはサウジ・プロフェッショナルリーグ、フンメルスにはブライトンやボローニャからの関心が伝えられている。

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