東京NB元なでしこDF岩清水梓、前十字靭帯損傷で全治8カ月の長期離脱

岩清水梓

 日テレ・東京ヴェルディベレーザは6日、チームトレーニング中に負傷した元なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)DF岩清水梓が同日に手術を行い、左膝前十字靱帯損傷の診断を受けたことを発表した。

 現在37歳の岩清水は、16歳でリーグ戦デビューを果たしてから東京NB一筋でプレー。2006年、なでしこジャパンに選出されると、2007年FIFA女子ワールドカップ(W杯)、2008年北京オリンピック(五輪)を戦い、2011年のW杯では優勝に大きく貢献。その後も、2012年ロンドン五輪の銀メダル獲得に貢献するなど、代表でも通算122試合に出場してきた。

 2019年にはなでしこリーグ4連覇に貢献し、同年10月にはクラブをとおして入籍と妊娠を発表。2020年3月に第一子を出産したあと、現役に復帰し、WEリーグ初の「ママプロサッカー選手」として活躍していた。

 しかし、6日のチームトレーニング中に左膝を負傷。同日に手術を行い、全治8カ月となる見込みであることが発表された。なお、9月のWEリーグ開幕に向けて、7日から行われる東京NBのサマーキャンプには不参加となることも併せて発表された。

 

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