エンゼルスのトラウト、左膝再手術により今季絶望 今季は自己ワーストの29試合出場

ANAHEIM, CALIFORNIA - JULY 28: Mike Trout #27 of the Los Angeles Angels looks on in the dugout during the regular season game against the Oakland Athletics at Angel Stadium of Anaheim on July 28, 2024 in Anaheim, California. (Photo by Gene Wang/Getty Images)


ANAHEIM, CALIFORNIA - JULY 28: Mike Trout #27 of the Los Angeles Angels looks on in the dugout during the regular season game against the Oakland Athletics at Angel Stadium of Anaheim on July 28, 2024 in Anaheim, California. (Photo by Gene Wang/Getty Images)

◆ トラウトが今季中の復帰を断念

 ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)が左膝の手術により今季絶望となった。現地時間1日、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが発表した。

 今季のトラウトは、開幕から29試合に出場して打率.220、10本塁打、14打点、6盗塁、OPS.866という成績。序盤はアメリカン・リーグの本塁打部門トップを争っていたが、現地時間4月29日に左膝の半月板を痛め、同30日から負傷者リスト入り。5月3日に手術を受けた。

 現地時間7月23日、3Aソルトレークの公式戦でリハビリ出場。約3ヶ月ぶりの実戦復帰を果たすも、左膝痛が再発し、わずか2イニングで負傷交代。以降は欠場が続き、左膝半月板の再手術が決まった。

 トラウトは自身のX(旧ツイッター)にて「数か月間に及ぶハードワークの末に復帰したが、昨日MRI検査により半月板の損傷が見つかり、再び手術が必要だと知った。今季中の復帰という希望が絶たれ、大きなショックを受けた」と悲痛な心境を綴った。

 さらに、「多くのファンを失望させたであろうことは理解しているが、さらに強くなって復帰できるよう全力を尽くすので信じてほしい。チームとチームメイトが前に進めるように、後半戦もダグアウトからチームをサポートし続ける」と投稿を締め括った。

 2019年から12年総額4億2600万ドル、当時のMLB史上最高額でエンゼルスと契約を更新するも、2021年には右ふくらはぎを痛め、昨季は左手有鈎骨の骨折によりシーズンの大半を欠場。14年目の今季は自己ワーストの出場数に終わり、2021年から4シーズンでの出場率は41%となっている。

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