三つ巴のプレーオフ争いは最終戦ダブルヘッダーで決着へ ワイルドカード2枠かけて3球団ゲーム差無し
PHOENIX, ARIZONA - SEPTEMBER 29: (L-R) Ketel Marte #4 of the Arizona Diamondbacks high fives Corbin Carroll #7 after hitting a two-run home run during the fourth inning against the San Diego Padres at Chase Field on September 29, 2024 in Phoenix, Arizona. (Photo by Chris Coduto/Getty Images)
◆ ブレーブス、メッツ、ダイヤモンドバックスがゲーム差無し
現地時間29日、アトランタ・ブレーブスが敗れ、ニューヨーク・メッツとアリゾナ・ダイヤモンドバックスが揃って勝利。ナショナル・リーグのワイルドカード残り2枠をかけた争いは3球団がゲーム差無しの大混戦となった。
7年連続プレーオフ進出に王手をかけて29日のロイヤルズ戦に臨んだブレーブスだったが、ベテラン右腕チャーリー・モートンが初回3失点。2点差で試合を折り返すも、反撃及ばず2対4で敗戦。自力でプレーオフ出場権を掴むことはできなかった。
1ゲーム差でブレーブスを追うメッツは今季5戦全敗だった中地区王者ブリュワーズに待望の勝利。先発デービッド・ピーターソンが7回無失点でチーム4人目の2桁勝利に到達。フランシスコ・リンドアが32号本塁打を含む2打点の活躍を収め、5対0で勝利。ブレーブスにゲーム差無しで並んだ。
昨季ナ・リーグ王者のダイヤモンドバックスは同地区2位のパドレスに11対2で大勝。敗れればプレーオフ逸の土壇場で今季21度目の2桁得点と打線爆発。89勝73敗、上位2チームにゲーム差無しで一足早くレギュラーシーズン全日程を終えた。
日本時間10月1日にブレーブスとメッツの直接対決ダブルヘッダーが予定されており、この2試合の勝敗でワイルドカード残り2枠が決着する。両軍ともにマジック「1」のため、1勝1敗なら揃ってプレーオフに進出し、ダイヤモンドバックスが脱落。直接対決の成績からブレーブスが2番手、メッツが3番手に入る。
どちらかのチームが2連勝を収めた場合は、ダイヤモンドバックスがプレーオフ出場権を獲得。2連勝のチームがワイルドカード2番手、ダイヤモンドバックスが3番手に入り、2連敗を喫したチームはシーズン終了となる。
注目のダブルヘッダー第1試合は日本時間午前2時10分に開始予定。なお、ワイルドカード2番手は同1番手のパドレス、同3番手は中地区王者のブリュワーズと翌2日からワイルドカードシリーズを戦う。
09/30 09:45
ベースボールキング