ブレーブス、シーズン最終戦制して7年連続プレーオフ進出 ダイヤモンドバックスは直接対決の差でプレーオフ逸

ATLANTA, GA - SEPTEMBER 30:   Marcell Ozuna #20 of the Atlanta Braves reacts after hitting a two RBI single in the seventh inning during the game between the New York Mets and the Atlanta Braves at Truist Park on Monday, September 30, 2024 in Atlanta, Georgia. (Photo by Todd Kirkland/MLB Photos via Getty Images)


ATLANTA, GA - SEPTEMBER 30: Marcell Ozuna #20 of the Atlanta Braves reacts after hitting a two RBI single in the seventh inning during the game between the New York Mets and the Atlanta Braves at Truist Park on Monday, September 30, 2024 in Atlanta, Georgia. (Photo by Todd Kirkland/MLB Photos via Getty Images)

○ ブレーブス 3-0 メッツ ●
<現地時間9月30日 トゥルイスト・パーク>

 アトランタ・ブレーブスがメッツとのダブルヘッダー2戦目に完封勝利。一戦必勝のレギュラーシーズン最終戦を制し、7年連続となるプレーオフ進出を決めた。

 ダブルヘッダー初戦を落としたブレーブスは勝てばプレーオフ進出、負ければシーズン終了という大一番。試合開始直前でエース左腕クリス・セールが登板回避となったが、緊急登板の右腕グラント・ホームズが4回無失点と好投。打線は2回裏、ジョバンニ・ウルシェラの適時打で先制点を挙げた。

 7回裏には四球と相手投手の失策で二死二、三塁の好機を迎え、マルセル・オズナの2点適時打でリード拡大。第1戦で一死も取れず降板したジョー・ヒメネスが8回表、同じく第1戦で救援失敗を喫した守護神ライセル・イグレシアスが9回表を無失点に抑え、完封リレーを締め括った。

 最終的にダブルヘッダーは1勝1敗に終わり、ブレーブスがワイルドカード2番手、メッツがワイルドカード3番手を獲得。ダイヤモンドバックスはゲーム差無しながら今季対戦でブレーブス、メッツともに負け越しているため、直接対決の差で惜しくもプレーオフ進出を逃す結果となった。

 今季のブレーブスは4月終了時で19勝9敗の好スタートを切るも、5月に入ってからフィリーズに首位独走を許す展開となった。昨季20勝のスペンサー・ストライダー、昨季MVPのロナルド・アクーニャJr.がシーズン序盤に今季全休。昨季54本塁打、139打点で2冠のマット・オルソンなど主力打者が軒並み不振や負傷に苦しみ、昨季30球団トップだった得点数は同15位に低下。地区優勝が6年連続でストップした。

 一方で、投手陣は30球団トップの防御率、最少失点をマーク。今季新加入の左腕セールが18勝、防御率2.38、225奪三振で投手3冠を獲得。同じく今季加入のレイナルド・ロペスは25先発で防御率1.99、新人スペンサー・シュウェレンバックが8勝を挙げるなど新戦力が台頭。最終戦にもつれ込むワイルドカード争いを制した。

 日本時間2日からポストシーズン第1ラウンドのワイルドカードシリーズが開幕。ブレーブスはワイルドカード1番手パドレスと敵地サンディエゴ、メッツは中地区王者ブリュワーズと敵地ミルウォーキーで対戦する。

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