ナ・リーグ東地区首位フィリーズが地区優勝 本拠地ファンの前で13年ぶり制覇、3年連続プレーオフ進出へ
PHILADELPHIA, PENNSYLVANIA - AUGUST 27: Bryce Harper #3 of the Philadelphia Phillies celebrates with Alec Bohm #28 (right) after the win against the Houston Astros during the ninth inning at Citizens Bank Park on August 27, 2024 in Philadelphia, Pennsylvania. The Phillies won 5-0. (Photo by Heather Barry/Getty Images)
○ フィリーズ 6-2 カブス ●
<現地時間9月23日 シチズンズ・バンク・パーク>
フィラデルフィア・フィリーズが中地区2位カブスとのカード初戦に勝利。13年ぶりの地区優勝を果たした。
地区優勝マジック「1」で試合に臨んだフィリーズは2回裏、J.T.リアルミュートの14号2ランで先制。3回裏には、カイル・シュワバーの37号ソロで追加点を挙げるなど序盤から試合の主導権を握った。投げては先発アーロン・ノラが6回2失点の好投で今季13勝目をマーク。本拠地ファンの前で優勝を決めた。
今季のフィリーズは5月3日から地区首位に立つと、5月19日からは2位に常時5ゲーム以上の差をつけて独走。30球団トップの62勝34敗、勝率.646でシーズンを折り返し、後半戦はプレーオフ進出へ快進撃を見せるブレーブス、メッツを振り切った。
投手陣は16勝のザック・ウィーラーを筆頭に2桁勝利カルテットを形成し、打撃陣では主砲ブライス・ハーパー、チーム最多本塁打のシュワバーら8選手が2桁本塁打に到達。23日時点でチーム防御率、同打率ともにリーグ3位と投打が噛み合いを見せた。
11年ぶりのプレーオフ進出を果たした2022年はワイルドカード3番手からワールドシリーズまで勝ち進むも、惜しくもアストロズに王者を譲った。昨季はチャンピオンシップ・シリーズでダイヤモンドバックスに敗戦。“3度目の正直”で16年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指す。
09/24 10:16
ベースボールキング