山本由伸が119日ぶりの今季7勝目、大谷翔平は4戦連続マルチ安打&「54-58」 ドジャース4連勝で30球団最高勝率が確定
DENVER, COLORADO - SEPTEMBER 28: Starting pitcher Yoshinnobu Yamamoto of the Los Angeles Dodger throws against the Colorado Rockies in the second inning at Coors Field on September 28, 2024 in Denver, Colorado. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)
● ロッキーズ 2-13 ドジャース ○
<現地時間9月28日 クアーズ・フィールド>
ロサンゼルス・ドジャースが今季最終カードを勝ち越し。先発した山本由伸投手(26)が6月1日以来となる今季7勝目をマーク。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、4試合連続マルチ安打を記録した。
復帰4戦目の山本は初回、先頭打者から連打で無死一、三塁のピンチを背負い、3番マクマーンの犠飛で立ち上がり早々に失点。先制を許しながらも最少失点で切り抜けると、直後の2回表に打線が逆転。援護を貰った山本は3回裏、2番トーバーに26号ソロを浴びたが、以降は無安打ピッチング。復帰後最長の5回を投げ切り、勝利投手の権利を持って降板した。
ドジャースは2回表、キケ・ヘルナンデスの12号3ランで逆転に成功すると、5回表にはテオスカー・ヘルナンデスがキャリアハイ更新の33号3ランを放つなど最終的に18安打、13得点の大勝。試合前に再昇格したジャスティン・ウロブレスキが6回裏から4イニングを投げ切り、キャリア初セーブをマークした。
この試合の山本は5回71球を投げて4安打、無四球、6奪三振、2失点という投球。22日の前回登板で3回4失点を喫したロッキーズ打線にリベンジを果たし、レギュラーシーズン最終登板で119日ぶりの白星。今季通算18試合に先発して7勝2敗、防御率3.00、90イニングで105奪三振という成績だった。
また、大谷は5打数2安打、1四球、1盗塁で「54本塁打-58盗塁」に更新。打率はナショナル・リーグ単独2位の「.310」に上昇し、同日の試合に欠場した打率1位のアラエス(パドレス)まで4厘差としている。
4連勝を収めたドジャースは今季97勝目を挙げ、ナ・リーグ2位のフィリーズ、ア・リーグ1位のヤンキースを上回って今季の30球団最高勝率フィニッシュが確定。プレーオフの全ラウンドでホームアドバンテージを得ることができる第1シードを手にした。
09/29 12:30
ベースボールキング