広島、12残塁と拙攻続きで3連敗…かみ合わない打線に谷沢健一氏「打線が蘇ってこないと上にいくのは難しい」とバッサリ


 広島は19日、ヤクルトとの試合(神宮)に1-5で敗戦し3連敗。9月の成績は3勝13敗となった。

 打線は初回、1番・秋山翔吾の右安をきっかけに一死二塁とし、3番・小園海斗が適時打を放ち、幸先良く先制点を奪う。しかし先発・床田寛樹が2回に山田哲人にソロ、5回にはサンタナに3ランを浴びるなど5失点と踏ん張れず。打線も10安打放ちながらも拙攻続きで、奪った得点は初回の1得点のみ。悪い流れを断ち切れず優勝争いどころか、CS進出も危うくなってきた。

 9月に入り大失速の広島について、19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷沢健一氏は「8月までの成績を考えると、予想だにしない失速ですよ。この試合も10安打しながらも12残塁ですからね」と心配顔。

 拙攻続きの打線については「まず5回の満塁の場面での4番・野間のダブルプレーですよね。このバッティングで得点機を逃してしまった。そして6回の代打・松山がミスショットで繋げられなかった。7回にも二死二・三塁で堂林が空振り三振。末包も無安打で脆いバッティングが目立ちましたし…。森下・九里で負けが続き、床田でも勝てなかった。やっぱり打線が、8月までのように蘇ってこないとなかなか上にいくのは難しいなと思いましたね」とコメントした。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

ジャンルで探す