自力V消滅…12安打1得点の拙攻に谷繁元信氏「中田翔に一本出ればという試合でした…」と仕事を果たせなかった4番をチクリ


◆ 「点が入らずでね…」

 中日が阪神に1−5の完敗。後半戦初戦で早くも自力優勝の芽が潰えた。この日は阪神投手陣に12安打を浴びせながら、再三の拙攻で1点しか奪えなかった打線が悪目立ちした。

 打線は阪神の先発・村上頌樹に対し初回、いきなり無死二三塁のチャンスを作ったが、細川成也、中田翔、オルランド・カリステが揃って凡退。2点をリードされた3回は、無死満塁の絶好機を迎えたが、中田翔はショートフライ、カリステはピッチャーゴロ併殺に倒れた。5回にはやっと細川と中田の連続二塁打で1点を奪ったが、その後は再び打線は沈黙し、いいところなく敗れ去った。

 ランナーを5回得点圏に送り、12安打を放ちながらもホームを1回しか踏めなかった中日打線について、26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた谷繁元信氏は「初回がノーアウト2塁3塁で3回がノーアウト満塁。両方点が入らずでね…」とため息。「やっぱり中田翔に一本出ればという試合でしたね」と1本二塁打を放ちながらも、4番の仕事を果たせなかったと苦言を呈した。

 さらに「もったいなかったですね。この1回3回で点が取れていたら、展開的にも違ってたでしょうね」と中日OB目線で、最後まで納得いかない表情だった。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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