【広島】新井貴浩監督「いま各自が出せる100%で頑張ってもらいたい」トンネルの出口が見えず/一問一答

新井貴浩監督

◆JERAセ・リーグ ヤクルト5―1広島(19日・神宮)

 広島は、ヤクルト相手に2戦連続の逆転負けを喫した。先発・床田が、1―0の2回に山田に同点ソロを浴び、4回には山田の犠飛で勝ち越され、5回はサンタナに痛恨3ランを被弾。2戦連続の今季最短タイ5回で今季ワースト5失点と踏ん張れなかった。打線も初回に小園の適時打で先取点を奪いながら、結果的に10安打で1得点だけ。0・5ゲーム差の4位・DeNAも敗れてBクラス転落こそ免れたが、3度目の3連敗となった9月は3勝13敗と急降下に歯止めがかからない状況だ。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―床田投手が今季初めて2被弾

 「サンタナのHRは結構いいところだったでしょう? あれは打ったサンタナが上だったということかな。勝負にいっているからね」

 ―被安打10も今季ワーストタイだった

 「ここまでずっと頑張ってくれている。また次の登板に備えて頑張ってもらいたい」

 ―ずっと好調だった先発陣が苦しんでいる

 「ここまで来たら、投手も野手も、みんなしんどい時期だけど、今の状態で出せる100パーセントで。それ以上を求めずに、いま各自が出せる100パーセントで頑張ってもらえたら」

 ―打線は10安打したが、初回の1得点だけだった

 「ヒットは出ている。得点に結びつけられるようにしたい」

 ―4点ビハインドの9回はベテラン・田中選手を代打起用。点差的にも若手の起用の選択肢は

 「野球は打つだけじゃないから。どうしても打つことにクローズアップされがちだけど、(例えば)試合展開の中で代走を出して、守備(固めは)誰がいくのかとか。いろんなことを考えて起用している」

 ―試合前練習では末包選手に直接指導も4打数無安打で3三振

 「彼は、どうしても体からバットが離れてしまう。体の近くを通すためにはどうしたらいいか、という話をしました。相手があること。いきなり結果がバンバンと出るものではないけど、辛抱強くやっていこうと」

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