阪神・髙橋遥人が1025日の復活白星 3年ぶりの一軍登板で5回無失点の好投!


○ 阪神 4 - 0 広島 ●
<19回戦・京セラD大阪>

 阪神は連敗を「2」でストップ。度重なる手術で3年ぶりの一軍復帰登板となった髙橋遥人投手(28)が、5回4安打無失点の好投で1025日ぶりとなる白星を手にした。

 初回は4番・末包を145キロの直球で空振り三振に仕留めるなど、奪った3つのアウトはすべて三振。2点リードの4回は三塁・佐藤輝の失策などで二死満塁のピンチを招いたが、代打・石原をスライダーで空振り三振に仕留めゼロを刻んだ。

 3点リードの5回は1番・中村奨から始まる上位打線を3人でピシャリ。勝利投手の権利をつかみ、京セラドームに集まった虎党から大歓声を受けた。復帰戦は5回89球、4安打無失点、7奪三振2四球の力投でお役御免。6回からは救援陣がゼロを並べた。

 打線は初回、1番・近本の左翼線二塁打などで一死三塁とし、3番・森下の中前適時打で先制。二死後、5番・大山の左翼フェンス直撃の適時二塁打で2点目を奪った。4回は6番・前川が3号ソロを右翼席へ運び3点目。8回は大山がダメ目押しの10号ソロを左翼ポール際へ運び、大山はこれで入団2年目から7年連続2ケタ本塁打をマークした。

 阪神は投打が噛み合い、同一カード3連敗を回避。負ければ自力優勝の可能性が消滅する一戦で、髙橋が見事な復活白星を手にした。

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