【オリックス】岸田護新監督「選手の能力を引き出す第一歩」高知キャンプは上々スタート 台湾出身の育成右腕・陳睦衡も参加

高知キャンプ初日。歓迎セレモニーであいさつする岸田監督(カメラ・長田  亨)

 オリックスが5日、高知での秋季キャンプをスタートさせた。昨年までの3連覇から5位に沈み、中嶋聡前監督から岸田護監督に交代。若手中心のメンバーに山岡、若月、頓宮ら主力も参加した。投手はキャッチボールや「50球、7割の力」と制限を与えられたブルペンなどで練習。野手は守備、打撃ともに量をこなし、個別メニューも精力的だった。

 岸田監督は「もう一度、基本のところ。土台をしっかりとつくって、その中で技術向上を含め、おのおのがレベルアップできるように。選手の能力は高いと思っていい。それを存分に引き出して、思い切ってプレーをしてもらう第一歩」と強調。育成枠で加入したU―18台湾代表の153キロ右腕・陳睦衡(チェン・ムーヘン)も初日からキャッチボールなどで状態を確認し「たくさんのすごい選手、先輩たちを見られて楽しかったです」と笑顔だった。

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