王手のドジャース、まさかの3回までに3被弾5失点 先発右腕2回途中KO…大谷翔平も2打席無安打
◆米大リーグ ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース―ドジャース(30日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が30日(日本時間31日)、3勝1敗で王手をかけて迎えたワールドシリーズ第5戦の敵地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目は中飛、3回2死一塁の2打席目は左飛に倒れた。
第1戦から3連勝で一気にワールドシリーズ制覇に王手をかけたドジャースだが、第4戦は4―11と大敗。この日も初回に、これまでワールドシリーズは15打数2安打の打率1割3分3厘、本塁打0のジャッジに先制2ランを浴びると、続くチザムもソロ。ヤンキースのワールドシリーズでは1977年以来47年ぶりの2者連続本塁打で3点の先取点を献上した。2回も先頭のボルピに二塁打を浴びるなど1点を失って、先発のフラーティは1回1/3、4失点でKO。思いがけない展開になった。
3回も3番手右腕・ブレージャーが先頭のスタントンにソロを被弾。3回までにクリーンアップのジャッジ、チザム、スタントンに本塁打を浴び、5点のリードを許した。これまでのワールドシリーズで負けなし3連勝で王手をかけたチームは24度あるが、21度は無敗で頂点に立ち、残る3度も1敗で歓喜の瞬間を迎えた。2敗以上した例はないが、第5戦は序盤で苦しい状況に追い込まれている。
10/31 10:20
スポーツ報知