【オリックス】戦力の底上げ目指し秋季キャンプは「オール支配下」で実施 育成は大阪で残留練習

オリックス・岸田監督

 オリックスが、11月の秋季キャンプを「オール支配下」で行う方針であることが22日、分かった。昨年までは育成選手も参加していたが、大阪・舞洲で残留練習とする。チーム内の現在地を確認させ、投手、野手ともに直近の戦力として底上げを目指すことが狙いだ。

 中嶋前監督からバトンを受けて2週間。岸田護新監督(43)の「期待しかない。期待できる選手ばかりだと、本当に思っています」という思いが、さっそく反映されることになった。高知キャンプは一部の主力やリハビリ組を除き、支配下選手のほとんどが参加予定。3連覇から5位に沈んだ現実を踏まえ、全員にレベルアップの意識を持たせる。

 水本ヘッドコーチらと協力し、不参加のメンバーとは個別面談。来季の目標を共有している最中だ。「優勝を目指して、全員でやります」。育成選手も中長期的な視点で、基礎練習から徹底強化。新生オリックスの秋が熱くなりそうだ。(長田 亨)

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