【オリックス】岸田護新監督「力を発揮したら絶対に勝てる」秋季練習はポジティブ訓示でスタート

秋季練習の開始前に訓示する岸田護新監督

 オリックスが17日、大阪・舞洲で秋季練習を開始した。昨年までの3連覇から5位に沈み、中嶋聡前監督(55)からバトンを受けた岸田護新監督(43)は練習前にポジティブな訓示。「このチームは3連覇をして、当然強かったと思う。どのチームを見ても、個人の能力は高い。力を発揮すれば、絶対に勝てる」と熱く訴えかけた。

 10日間のオフを挟んだこともあり、この日はコンディショニングが中心。腰痛で別メニュー調整となる山下とも、今後の方針について話し合った。「中嶋監督という偉大な監督のもとで、頼り切っていたところがあると思う。そういうものが本当にまた、変わっていく。全員で同じ方向を向いて、できるように」。秋季練習を免除するのは、平野佳ら数人だけ。11月から始まる高知での秋季キャンプも、エースの宮城ら一部主力が参加する予定だ。

 初日の練習を見守ると、水本ヘッドコーチ、新たに2軍監督に就任する波留育成チーフコーチとともに宮崎へ移動。フェニックス・リーグで初めて指揮する。43歳は12球団の監督で最年少。現時点で主将のポジションも置かないつもりで「若々しく、明るくやっていきたいですね。どこまでできるか分からないですけど…」と声を弾ませた。

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