【巨人】菅野智之、5回に森敬斗の適時打で1点を許す…G打線は5回まで無得点

5回1死三塁、森敬斗に中前適時打を打たれた菅野智之(カメラ・上村 尚平)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第2戦 巨人―DeNA(17日・東京ドーム)

 日本シリーズ進出をかけたCS最終ステージ、第1戦でDeNAに敗れ、1勝のアドバンテージを含めて1勝1敗となった巨人は、レギュラーシーズンで15勝を挙げた巨人・菅野智之投手が、小林誠司捕手との「スガコバ」バッテリーで第2戦に先発。5回にDeNAに1点を先取された。

 打線は1回、DeNAの先発・大貫晋一投手に3者連続で空振り三振に抑えられた。2回は先頭の岡本和真内野手が遊撃のグラブに当たって外野に転がる中前打。坂本勇人内野手の投ゴロで岡本和が二塁へ進み1死二塁としたが、浅野翔吾外野手は右飛、門脇誠内野手は見逃し三振に終わり無得点。3回は先頭の小林が中前打、菅野は初球できっちり送りバントを決め1死二塁、丸佳浩外野手の一ゴロで2死三塁としたが、オコエ瑠偉外野手は見逃し三振に倒れた。

 菅野は1回、2死から佐野恵太外野手に左前打を許したが、オースティン内野手を空振り三振。2回、3回は3者凡退、4回は先頭の牧秀悟内野手を四球で歩かせたが、佐野を二ゴロ併殺打。オースティンはストレートで見逃し三振に打ち取り、3人で終わらせた。

 菅野が5回に先取点を奪われた。先頭の宮崎敏郎内野手に三塁線を抜く二塁打、送りバントで1死三塁とされ、森敬斗内野手に前進守備の内野を抜ける中前タイムリーを許し1点を先取された。続く戸柱恭孝捕手にも右前打されなおも1死一、二塁とピンチが続いたが、大貫晋一投手のバントが捕手前のゴロとなり三塁―一塁と送られ併殺。1失点で切り抜けた。

 巨人打線は5回裏2死から、小林がこの日2本目の安打を中前へ運んだが、後続が倒れ無得点に終わった。

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