日本近代文学館にて上演された「芥川龍之介『廃都東京』谷崎潤一郎『全滅の箱根を奇跡的に免れて』」が「声の書店〜日本近代文学名作選〜」でオーディオブック化。2024年8月22日よりaudiobook.jpにて配信開始

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芥川龍之介『廃都東京』谷崎潤一郎『全滅の箱根を奇跡的に免れて』2024年8⽉22⽇に配信開始 

朗読タイムレスストーリーシリーズ③「芥川龍之介『廃都東京』谷崎潤一郎『全滅の箱根を奇跡的に免れて』」がオーディオブックとなって2024年8月22日(木)よりaudiobook.jpにて配信開始された。

本作は、2024年にROUDOKU.TALKER.JPが日本近代文学館にて上演した朗読公演を、オーディオブック「声の書店〜日本近代文学名作選〜」のために再収録したもの。

芥川龍之介『廃都東京』、谷崎潤一郎『全滅の箱根を奇跡的に免れて』は、ともに大正12年9月1日に発生した関東大震災の直後に、雑誌や新聞社へ寄稿された書簡。それぞれ震災と同年の9月、10月に掲載されており、文豪が震災に遭遇した惨状や心情が窺える。朗読は長尾奈奈が務めた。

またROUDOKU.TALKER.JPは、2024年11月9日(土)に朗読タイムレスストーリーシリーズ⑤の開催も決定している。会場は日本近代文学館にて。
公式サイト https://roudoku.talker.jp/

STORY

芥川龍之介「廃都東京」
「加藤武雄様。東京を弔ふの文を作れと云ふ仰せは正に拝承しました。又おひきうけしたことも事実であります。しかしいざ書かうとなると、匆忙の際でもあり、どうも気乗りがしませんから、この手紙で御免を蒙りたいと思ひます。」…。

谷崎潤一郎「全滅の箱根を奇跡的に免れて」
「私は八月二日からずっと箱根小涌谷の小涌谷ホテルに滞在していたが三十一日の晩に箱根町の蘆の湖畔にある箱根ホテルへ遊びに行きそこに一と晩泊って翌一日の午前十一時半に出る乗合自動車に乗って蘆の湯を通り、約半里位も来た山路で地震に遭った」…。

 
詳細は公式サイトで。
https://roudoku.talker.jp/stage/

(文:エントレ編集部)

公演情報

ROUDOKU.TALKER.JP
朗読タイムレスストーリーシリーズ③
芥川龍之介「廃都東京」/ 谷崎潤一郎「全滅の箱根を奇蹟的に免れて」

【作】森鷗外、宇野浩二、芥川龍之介、谷崎潤一郎
【出演】長尾奈奈
【主催】ROUDOKU.TALKER.JP
【協力】株式会社 仕事

オーディオブック「声の書店」サイト
『廃都東京』【日本近代文学名作選⑮】
『全滅の箱根を奇跡的に免れて』【日本近代文学選⑯】

公式サイト
https://roudoku.talker.jp/

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