声の書店『日本近代文学名作選』の最新作 中島敦『山月記』が10月8日(火)からaudiobook.jpで配信開始。日本近代文学館にて上演された朗読公演をオーディオブック化

サンプル画像


中島敦『山月記』2024年10⽉8⽇に配信開始 

日本近代文学館にて上演された 朗読タイムレスストーリーシリーズ④ 中島敦『山月記』がオーディオブックとなって2024年10月8日(火)にaudiobook.jpで配信開始された。

本作は、2024年7月にROUDOKU.TALKER.JPが日本近代文学館にて上演した朗読公演を、オーディオブック 声の書店『日本近代文学名作選』のために再収録したもの。『山月記』は、33歳という若さで急逝した中島敦の文壇デビュー作品。主人公の李徴は中島敦の分身とも言われ、普遍的な人間像が描かれている。「この胸を灼く悲しみを誰かに訴へたいのだ」……。格調高く美しい珠玉の言葉を味わっていただきたい。朗読は俳優の長尾奈奈が務めた。

11月9日(土)には、朗読タイムレスストーリーシリーズ⑤「菊池寛『青洞門物語』宮沢賢治『永訣の朝』『いてふの実』」の開催も決定している。『青洞門物語』は菊池寛の代表作「恩讐の彼方に」と、その戯曲「敵討以上」を再構成したもので、人間の罪と償い、赦しを問う物語。また生前に唯一出版した「春と修羅」「注文の多い料理店」が刊行されてから100年目を迎えた宮沢賢治の『永訣の朝』『いてふの実』を合わせて上演する。会場は日本近代文学館にて。
公式サイト https://roudoku.talker.jp/

STORY

中島敦「山月記」
「若くして官吏となった李徴は、その身分に満足できず詩家を志すが、妻子を養えないほど貧窮し仕方なく地方官吏として復職する。かつての同輩を拝する屈辱に耐えられなくなった李徴は発狂し姿を消してしまう。その翌年、林を通った李徴の旧友、袁傪は一匹の人喰虎に遭遇するが」……。

 
詳細は公式サイトで。
https://roudoku.talker.jp/stage/

(文:エントレ編集部)

公演情報

ROUDOKU.TALKER.JP
朗読タイムレスストーリーシリーズ④
中島敦『山月記』芥川龍之介『白』

【作】中島敦、芥川龍之介

【出演】長尾奈奈
【主催】ROUDOKU.TALKER.JP
【協力】株式会社 仕事

配信サイト audiobook.jp
『山月記』【日本近代文学名作選㉑】

声の書店 公式サイト
https://audio.talker.jp/

ROUDOKU.TALKER.JP 公式サイト
https://roudoku.talker.jp/

ジャンルで探す