化学療法を終えたキャサリン妃、初の公の場で身に着けたイヤリングに特別なメッセージ

化学療法を終えたキャサリン妃、初の公の場で身に着けたイヤリングに特別なメッセージ

(C)Avalon/Zeta Image

 9月にがんの化学療法を終えたことを公表した英王室のキャサリン皇太子妃。現地時間10月10日に、治療を終えてから初となるイベントに出席し、公の場で元気な姿を見せた。この日身に着けていたイヤリングには、特別なメッセージが含まれていたようだ。

 Peopleによると、キャサリン妃はこの日、夫のウィリアム皇太子とともに、サプライズで英サウスポートを訪問し、テイラー・スウィフトをテーマにしたヨガ&ダンス教室で起きた痛ましい殺傷事件の遺族や関係者と面会したそうだ。

 小豆色のポルカドットのワンピースに、ブラウンのコートを重ね、秋らしい装いで同地を訪れた妃は、耳元にキャサリン・ゾライダによるドロップピアスをチョイス。手元には、皇太子から婚約の際に贈られた、ダイアナ妃がかつて身に着けたサファイアとダイヤのリングではなく、マルチカラーの石をあしらったエタニティリングが光っていたそうだ。

 シダをモチーフにしたこのイヤリングは、昨年5月に開催されたチェルシー・フラワー・ショーで、地元の子供たちと一緒にピクニックをした際にも身に着けていたもの。シダは繁殖能力が高く、忍耐力や回復力、始まりを象徴するものだそう。また、葉が左右に広がることから、成長と再生も意味するそうだ。

 1月に腹部の手術を受け、その後3月に受けた術後検査でがんが発覚した妃。6月に開催された国王の公式誕生日を記念する祝賀行事トゥルーピング・ザ・カラーと、7月に行われたウィンブルドン選手権男子シングル決勝戦に姿を現した際は、ダイアナ妃から受け継いだリングをしていたものの、その後の公務では、今回と同じエタニティリングを身に着けていたものと見られる。

 王室に伝わるジュエリーなどを紹介するThe Court Jewellerのローレン・キーナによれば、このリングは妃が最近手に入れたものだそう。「こうしたエタニティリングの多くは、家族関係を表しています。子供たちの誕生石はルビーとエメラルド、ダイヤモンドなので、新しい指輪にあしらわれた宝石がジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子とリンクしたものだとしても驚きません」と語っているそうだ。

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