ウィリアム皇太子が珍しくヘンリー王子について言及

ウィリアム皇太子が珍しくヘンリー王子について言及

(C)AFLO、(C)Zeta Image

 不仲が取り沙汰されているイギリスのウィリアム皇太子とヘンリー王子。この度、皇太子がドキュメンタリーの中で、珍しく弟ヘンリー王子に触れたようだ。ヘンリー王子について公に言及するのは、数年ぶりとみられる。

 Peopleによると、現地時間10月26日、ウィリアム皇太子が長年取り組んでいるホームレス問題を取り上げたドキュメンタリー、『Prince William: We Can End Homelessness(原題)』の予告編が公開され、その中で、「母が、僕と弟をホームレス支援団体The Passageに連れて行ってくれました。僕はおそらく11歳、もしかしたら10歳だったかもしれません。そうした所に行くのは初めてだったので、何が起きるのか少し不安でした」と口にし、ヘンリー王子との幼少期の思い出を語った。

 ヘンリー王子がメーガン妃と交際していた当時、2人の関係の早急さにウィリアム皇太子が懸念を示し、兄弟間の溝が広がったとされるが、王子夫妻が王室を離脱し、インタビューや自叙伝で王室について暴露したことから、ますます確執は深まっているとみられる。8月には、2人の叔父にあたるロバート・フェロウズ男爵の追悼式にウィリアム皇太子とヘンリー王子が参列したが、離れた場所に座り、一言も口を利かなかったようだ。

 なお、幼い日に母ダイアナ妃に連れられてヘンリー王子とともにThe Passageを訪問した皇太子は、10月16日に同じくホームレス支援を行うセンターポイントの授賞式に出席。2005年にセンターポイントのパトロンに就任し、2019年からはThe Passageのパトロンも務めるなど、長くホームレス問題に取り組んでいる。

 英ITVにて、10月30日から2夜連続で放送される『Prince William: We Can End Homelessness(原題)』では、彼の5年間にわたるホームレス問題への活動を取り上げるほか、この問題に実際に直面した人々の声も取り上げているそうだ。

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