『光る君へ』次回予告。三条天皇と確執深まる道長が病に。対して「左大臣様のお命は長くはもちますまい」と言い放つききょう。そしてまひろは「この川で二人、流されてみません?」と伝えて…

(『光る君へ』(c)NHK)

『光る君へ』次回予告

現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第41回の「揺らぎ」が10月27日に放送。

その最後に流れた第42回「川辺の誓い」の予告が話題になっています。

*以下、第41回の「揺らぎ」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。

●「揺らぎ」あらすじ

即位した三条天皇(木村達成さん)と道長(柄本佑さん)の間では、早くも水面下で覇権争いが始まろうとしていた。道長の息子たちの序列争いも表面化し…。

その頃、まひろは天皇を失った悲しみに暮れる彰子(見上愛さん)を慰め、和歌の会を催すことに。すると、招かれていないききょう(ファーストサマーウイカさん)が現れる。

さらにまひろの実家では、娘の賢子(南沙良さん)と若武者・双寿丸(伊藤健太郎さん)が仲を深めはじめ…

次週予告

*以下、本編直後に流れた次週予告

口元を隠しながら「たたりがあるらしい」と嬉しそうに話す三条天皇。

続けて「妍(きよ)子のもとには渡らぬ」の声。

公卿へ酒を飲むように勧める妍子。

御簾のなかで立ち上がる三条天皇。

「物語のようにはいきませぬ」と道長に話すまひろ。

「左大臣様のお命は、長くはもちますまい」

寝込み、苦しそうにもだえる道長。

厳しい表情で「左大臣様のお命は、長くはもちますまい」と言い放つ、清少納言ことききょう。

「道長! 俺は喜んでなどおらぬぞ!」と声を上げるも連れていかれる大納言・道綱。その様子を心配そうに見つめる道長の正妻・倫子。

ぶるぶるぶるぶる…プ~! と幼子を抱いて笑わせようとする実資。

「殿さまのお加減が…」と三条天皇に伝える百舌彦。

「この川で二人、流されてみません?」

「お前は…俺より先に死んではならぬ」との道長の声。

その声を背景に、厳しい顔で歩みを進めるまひろ。

紙に「雲隠」の二文字。「母上はもう書かないのですか?」と嬉しそうに問う賢子。

笑顔のまひろは「この川で二人、流されてみません?」と誰かに伝えて――。

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大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。

彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。

脚本は大石静さんが担当しています。

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