『光る君へ』次回予告。必死の形相で「左大臣には従うな…」と告げる伊周。隆家の頬に涙が。敦康が手を握ると動揺する彰子。そして泣きじゃくるまひろを前に「みんなうまくいくよ」との弟・惟規の声が流れ…

(『光る君へ』(c)NHK)

『光る君へ』次回予告

現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第38回の「まぶしき闇」が10月6日に放送。

その最後に流れた第39回「とだえぬ絆」の予告が話題になっています。

*以下、第38回の「まぶしき闇」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。

●「まぶしき闇」あらすじ

まひろの元にききょう(ファーストサマーウイカさん)が訪ねてきて、亡き后・定子の思い出を綴った「枕草子」から一条天皇(塩野瑛久さん)の関心を奪ったまひろの物語への思いを打ち明ける。

その後、まひろは物語の次の構想を練り始めるが、道長(柄本佑さん)から新たな提案を受け…。

一方、中宮・彰子(見上愛さん)と親王に対する呪詛の形跡が見つかり、伊周(三浦翔平さん)の関与が明らかに。天皇は道長に相談して処分を検討するが…。

次週予告

*以下、本編直後に流れた次週予告

「これから先は私がお世話申し上げます」

と語る藤原伊周の弟・隆家。その頬に一筋の涙。

涙ぐむ清少納言ことききょう。

床に伏せながら、絞りだしたような声で

「左大臣には従うな…」

と長男・道雅へ告げる伊周。

「左大臣様はご存じなのか?」

何かに気づき、焦る一条天皇。

「いかがされましたか?」と問う藤原行成。

道長が「一日の猶予もならぬ!」と行成へ告げる。

まひろが廊下を歩く背後に

「左大臣様はご存じなのか」

とのまひろの父・為時の声が流れる。

「この密通のせいだったのだ」

まひろの声で「いつもと違うご様子もこの密通のせいだったのだ」という一節が読まれる。

舞いを見せる、三条天皇の皇子・敦明(あつあきら)親王。

そして中宮彰子の手をしっかりと握る敦康親王。

対して彰子は一瞬、動揺した様子を見せる。

「賢子と私の仲もいずれよくなるってこと?」

と問うまひろの声を背景に、裳着の儀式を行う成長した賢子。

その表情はかたい。

「みんなうまくいくよ」

まひろの局にて、まひろと並んで月を眺める弟・惟規 (のぶのり)。

惟規をしっかりと抱きしめる乳母のいと。

そして「みんなうまくいくよ」との惟規の声が流れる。

「惟規! 惟規!」

と為時との声を背景に、なぜかまひろは泣きじゃくり――。

ーーー

大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。

彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。

脚本は大石静さんが担当しています。

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