『光る君へ』次回「波紋」予告。皇子誕生で再び不穏な動きを見せる伊周。双寿丸が新登場の一方、娘・賢子は「大嫌い!」とまひろへ言い放つ。そして帝に献上される本の表紙に書かれていたのは…

(『光る君へ』(c)NHK)

『光る君へ』次回予告

現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第36回の「待ち望まれた日」が9月22日に放送。その最後に流れた第37回「波紋」の予告が話題になっています。

*以下、第36回の「待ち望まれた日」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。

●「待ち望まれた日」あらすじ

一条天皇(塩野瑛久さん)の中宮・彰子(見上愛さん)がついに懐妊。

宮中が色めきだつ中、まひろは彰子から、天皇に対する胸の内を明かされる。

一方、清少納言(ファーストサマーウイカさん)は、まひろが道長(柄本佑さん)の指示で物語を書いたことを知り、伊周(三浦翔平さん)にある訴えをする。

出産が近づくにつれて不安を抱える彰子に、頼りにされるまひろ。他の女房らに嫉妬されつつ、道長から新たな相談を受け……。

次週予告

*以下、本編直後に流れた次週予告

美しい紙を手に取る宮内の女房たち。

その紙を使って物語を束ねる様子が。

背景には「帝へのお土産を作りとうございます」との中宮彰子の声が流れる。

「まあ」と幼い敦成親王を抱きながら笑顔を見せる道長の嫡妻・倫子。

「うそつき! 母上なんて大嫌い」

場面はまひろの実家である父・藤原為時の館へ。

館の庭で、笑顔を見せる為時とまひろ。その前にはまひろの娘・賢子。

まひろの声で「賢子の役に立てたいと思って」と流れる。

怒気をはらんだ顔で「うそつき! 母上なんて大嫌い」とまひろに言い放つ賢子。

驚いた顔を見せるまひろ。

館を深刻な顔で歩く道長。その向こうには頭を下げたまひろの姿が。

「盗人が押し入ったそうにございます」

中納言・藤原実資と道長の異腹の兄・道綱が並んで座っている。

実資が道綱へ「次の東宮に…」と話しかける。

「そなたもその心があるか」と誰かに話す公任。

暗闇の中で「もうお黙りを」とつぶやく伊周。

「盗人が押し入ったそうにございます」の声を背景に、顔を隠す布を取る若武者。

そこには次回、初登場となる双寿丸(伊藤健太郎さん)の姿が。

美しく装丁された本の表紙には…

何やら含んだ表情で「光る君の物語、読みました」とまひろに告げる清少納言。

美しく装丁された本を手に取る一条天皇。

その表紙には「桐壺」の文字。

一条天皇の「三十三帖か。大作であるな」という声を背景に、帝・中宮、そして宮中の女房・貴族たちが居並ぶ。

興味津々に「これからどうなるのだ?」と問う中宮彰子。

対してまひろは笑顔で「まだ終わってはおりませぬ」とこたえ――。

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大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。

彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。

脚本は大石静さんが担当しています。

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