『光る君へ』次回予告。病に侵されながら東宮に敦康を望む一条天皇。対して彰子は涙声で道長に「どこまで私を軽んじておいでなのですか!」と訴える。そしてまひろは「罪」に想いを馳せ…

(『光る君へ』(c)NHK)

『光る君へ』次回予告

現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第39回の「とだえぬ絆」が10月13日に放送。

その最後に流れた第40回「君を置きて」の予告が話題になっています。

*以下、第39回の「とだえぬ絆」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。

●「とだえぬ絆」あらすじ

中宮・彰子(見上愛さん)が二人目の皇子を出産。

次期皇位をめぐり公卿たちの思惑が交錯する中、道長(柄本佑さん)は自身の血を引く天皇の誕生を意識し始める。

そして道長と敵対していた伊周(三浦翔平さん)の体調悪化の噂が宮中で広まる。

一方、帰省中のまひろ(吉高由里子さん)が久々の家族団らんを楽しんでいると、賢子(南沙良さん)の父親が道長であることを、惟規(高杉真宙さん)が為時(岸谷五朗さん)にバラしてしまう。真実を知った為時は…

次週予告

*以下、本編直後に流れた次週予告

藤の花が咲き、桜の花びらが舞い散る藤壺の内裏。

一条天皇、中宮彰子、そして公卿とまひろら女房が集う。

「占いには…代(よ)が変わると出ましてございます」との声が流れる。

夜御殿で自らの手をじっと見つめる一条天皇。

笑みを含んだ表情で「帝はそれほどお悪いのか?」とたずねる居貞親王。

「朕は敦康を望んでおる!」

「朕は敦康を望んでおる!」と強い口調で言い放つ一条天皇。

「考えられぬ!」と怒鳴る藤原実資。

行成の肩に手を乗せて「行成あっての私である」と伝える道長。

天を仰ぐ行成。

「何が起こるかわかりませぬ」と話す清少納言ことききょう。

「罪のない恋なぞつまりませんわ」と藤壺で述べる和泉式部ことあかね。その声を背景にまひろの顔が映る。

「どこまで私を軽んじておいでなのですか!」

場面が変わり、蹴り上げられた人物が「ああ!」という声をあげる。

蹴ったのは武者・双寿丸。

涙声で「どこまで私を軽んじておいでなのですか!」と訴える中宮彰子。

その場を立ち去ろうとするが、道長に止められる。道長の表情はかたい。

局にて筆を執るまひろ。

そのまひろは

「罪を犯した者は…」

と、何かに想いを馳せて――。

ーーー

大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。

彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。

脚本は大石静さんが担当しています。

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