『虎に翼』次週予告。「そろそろ、あの戦争を振り返ろうや」原爆裁判の審理が進む。取り乱す継母・百合。「原告らの請求を…」そして汐見が告げた裁判所の判断は

第98回より(『虎に翼』/(c)NHK)

現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。

8月30日放送110回の最後に、第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」の予告が放送され、話題になっています。

*以下第110回のネタバレと次週予告の内容を含みます。

<第110回>

寅子たちとの同居がつらいと、のどか(尾碕真花さん)が本心を語る。出て行こうとするのどかに優未(毎田暖乃さん)がマージャン勝負を持ちかける。

勝負あったかと思われたその時、優未にアクシデントが発生。

のどかと朋一(井上祐貴さん)、そして百合(余貴美子さん)、航一(岡田将生さん)の気持ちを聞いた寅子は、「家族のようなもの」を休むことを提案する。

<予告>

「開廷します」の声が流れ、深刻な顔をした寅子が廊下を進む。

その横に汐見(平埜生成さん)。

「原爆投下は人道に反する」の声を背景に、涙を流すよね、長崎の「平和祈念像」の写真、法廷の映像が映る。

以後、法廷でのやりとりの声がうっすらと流れ続ける。

倒れた雲野に走り寄る轟たち。

雲野が頷く。

「原爆投下が国際法に反するのは、明らかだ」との声が流れるなか、言い争う轟の姿が流れる。頭を抱える寅子。

「原告は、今を生きる被爆者ですが」

場面は変わり、山田轟弁護士事務所。

よねたちを前に、女性が首元を覆っていたマフラーを取る。

その首元にはやけどのあと。

原爆訴訟の国側代理人・反町(川島潤哉さん)が映る。

「原告は、今を生きる被爆者ですが」というよねの声が流れ、よねが女性を勇気づけるような姿を見せる。

法廷を走って出ていく男性たち。廊下には星航一の姿。

「原告らの請求を…」

亡き星長官の写真をもった手をだらんと下げる継母・百合。

取り乱した様相で寅子にすがる様子を見せる。なだめる寅子。

白髪となった記者・竹中次郎(高橋努)が映り、「そろそろ、あの戦争を振り返ろうや」との声が流れる。

厳しい形相にて、竹もとでお茶をのむ桂場。

法廷で「原告らの請求を…」と読み上げる汐見。

うなだれる雲野法律事務所・岩居。その横に轟とよね。

寅子とよねの姿が映る。

すれ違いながら、覚悟を決めた様子のよねが「意義のある裁判にするぞ」と告げてーー。

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朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメント。

日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデルで、仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演。

尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。

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