韓国ドラマ「リメイク失敗作」ランキング 3位『彼女はキレイ〜』2位『美男ですね』は旧ジャニにガッカリ、1位は「髪型だけ寄せても無理」の失笑【女性500人にきいた】
7月25日にスタートしたドラマ『スカイキャッスル』(テレビ朝日系)。原作は韓国で2018〜19年に放送された『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』で、高級住宅街を舞台にセレブ妻たちが泥沼マウントバトルを繰り広げるサスペンスミステリーだ。
初回放送後、SNSでは早くも《本家を知ってるからどうしても家やセットもチープに感じてしまうな》《やっぱり日本版受け入れられなそうwww》などの声が飛び交っているが、日本でリメイクされた韓国ドラマは、これまでも多数存在する。
そこで本誌はアンケート調査を実施。「日本でリメイクされた韓国ドラマで、もっとも “失敗作” だと思う作品」はどれか? を、全国のドラマ好きの30代から60代の女性500人にきいた。対象としたのは、これまでリメイクされた15作品だ。
では「リメイク失敗ドラマ」トップ5からみていこう。
【第5位】『HOPE〜期待ゼロの新人社員〜』(フジテレビ系)31票
囲碁のプロ棋士になることをあきらめた青年が、コネで総合商社に入社。イジメやセクハラ、非正規雇用などの問題に直面しーーというストーリー。原作は2014年放送で、韓国で社会現象を巻き起こした『ミセン』。主演はHey!Say!JUMPの中島裕翔だった。“失敗作” の理由は?
「本家との比較というより、キャスティングミス。主役の人の存在感が薄すぎたような」(50代・会社員・熊本県)
「韓国版とは主人公の雰囲気が全然違う。ストーリーはほぼ同じだっただけに違和感」(40代・会社員・広島県)
【第4位】『ハイエナ』(テレビ東京系)38票
原作は2020年に韓国で大ヒットした弁護士ドラマ。主演は篠原涼子と山崎育三郎。
「本家がとてもおもしろかったので興味本位で見てみましたが、あまりのスケール感の違いにリタイア。予算もないんだろうけど、こういうドラマはリメイクしないほうがいい」(50代・会社員・滋賀県)
「韓国版のギラギラした感じがないし、インパクトが弱い。そもそも篠原涼子じゃないと思う」(30代・主婦・東京都)
【第3位】『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)45票
原作は2015年放送。才色兼備のお嬢様だった少女時代から外見が180度変わってしまった彼女と、完璧な男に生まれ変わった彼が15年後に再開しーーというラブコメ。中島健人&小芝風花のW主演だった。
「韓国版のパク・ソジュンのイメージが強すぎてねえ……。中島健人じゃ体格が違いすぎる。なんでもかんでも旧ジャニのタレント使うのやめてほしい」(30代・医療系・青森県)
「本家を先に見てたから期待したけど、やっぱり演技力から何から違いすぎる。あと、日本でやると10話ぐらいで終わるから、大事なエピソードが抜けたりして物足りなくなる」(30代・会社員・愛知県)
【第2位】『美男ですね』(TBS系)84票
韓国では2009年に放送され、主演のチャン・グンソクが大ブレイク。日本版では玉森裕太、藤ヶ谷太輔(ともにKis-My-Ft2)、Hey!Say!JUMPの八乙女光らが出演した。
「『美男』なのにイケメンがいない。俳優のセレクトミスだと思う」(30代・パート・埼玉県)
「本家はあのグンちゃんですからね。日本版の男性メンバーにまったく魅力を感じなかった。もっとイケメンで演技力ある人を使ったらまた違う結果になったと思う」(30代・無職・福岡県)
【第1位】『六本木クラス』(テレビ朝日系)95票
原作は韓国で2020年に放送され大ヒットした『梨泰院クラス』。逆境にめげず、大企業を相手に戦いを挑む壮大な復讐劇。主演は竹内涼真。
「ストーリーの底辺には韓国独特の文化がある話なのに、それを日本にあてはめようとしても、やはり無理やりな感じがする」(40代・アルバイト・岡山県)
「あのパク・ソジュンの役を竹内涼真にやらせようというのが無茶。髪型だけ寄せても無理なんだよwww」(50代・自営業・大阪府)
「このドラマだけじゃなく、日本でつくると安っぽくなるよねえ。セットも映像も。やっぱり本場のは金がかかってる感じがする」(40代・無職・愛知県)
放送中の『スカイキャッスル』は、『六本木クラス』の制作陣が『梨泰院クラス』制作会社とタッグを組んだ “日韓共同プロジェクト” とのことだが、はたしてーー。
07/31 12:20
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