【パリ五輪】各局キャスターは「ベテランvs.新人」で真っ二つ!フジテレビの切り札は注目度絶大の「石川佳純」

パリ五輪で話題になりそうな石川佳純

 

 2024年7月24日に始まるパリ五輪。欧州での開催は2012年のロンドン大会以来となるが、真夏のパリでどんなドラマが待っているのか。

 

 日本の選手数は男子218人、女子192人の計410人で、これは国外開催の五輪では史上最多となる。それだけに日本選手団がどれだけ表彰台に上れるかも気になるところ。

 

 その熱戦を届ける各放送局のメインキャスターやアスリートキャスターの起用が発表された。ここではアスリートに絞り、傾向や評判を紹介していこう。

 

 

 今回の各局のアスリートキャスターの争いは、「ベテランvs.新人」の図式が成り立つ。

 

 まずベテランの起用に踏み切ったのがテレビ朝日とTBSだ。テレビ朝日のメインキャスターは、元テニスプレーヤーの松岡修造氏。自身も3度の五輪出場経験があり、夏季と冬季を合わせれば11大会連続でキャスターを務めるなど、まさに “五輪の顔” とも呼べる存在だ。

 

 今回は、同局の『報道ステーション』で同じくスポーツコーナーを担当している元サッカー日本代表の内田篤人氏も参加する。

 

「松岡氏と言えば “熱さ” が有名で、ときに『やりすぎ』の声があるのは事実です。でも、常に現場のことを考えてくれ、我々がやりやすいように動いてくれる。非常に評判がいいので、彼の起用はすんなり決まりました」(テレ朝関係者)

 

 TBSも夏冬合わせて8大会連続の高橋尚子氏を起用する。シドニー五輪の女子マラソン金メダリストで、陸上競技はもちろんのこと、他競技の取材も豊富で「安心して見ていられる」と評判だ。

 

 そのほかの局はルーキーを積極的に起用してきた。

 

 NHKは体操界の絶対王者だった内村航平氏。日テレは2016年リオデジャネイロ五輪で、日本人として初めて400メートル個人メドレーで優勝した萩野公介氏。フジテレビは長年女子卓球界を引っ張ってきた石川佳純氏。テレ東は2021年東京五輪の卓球男女混合の水谷隼氏とリオデジャネイロ大会のバドミントン女子ペア・高橋礼華氏の金メダルコンビで挑む。

 

「各局がスポーツ界のレジェンドを起用した感じですね。

 

 気になるのは、内村さんの実績は誰にも負けないものですが、“嫁姑問題” で世間を騒がしたことがあるし、声がかなりの低音で、しかも小さいことがどう響くか。また萩野氏は絶叫型というか、興奮してくると何を言っているのかわからなくなるのが心配ですね。

 

 またテレ東は世界卓球などを中継していますから、順当に水谷氏を起用したということ。最近の若い子には卓球が『ラリーがおもしろい』と評判で、人気スポーツの一つなんです。今大会でさらに注目されるかもしれません。

 

 そして、今回新しく起用されたなかで、断トツの人気なのが石川氏です。もともと美形でしたが、引退して磨きがかかったと評判。しゃべりもそつなくこなす。キリンビール、ユニクロ、木下グループなど、大企業とCMやアンバサダー契約をするなど、いま最もスポーツ界で注目の人物です。パリ五輪の仕事ぶりによっては、さらに価値が上がるでしょう」(大手広告代理店関係者)

 

「ベテランvs.新人」の対決やいかに? 選手の熱きプレーとともに注目だ。

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