石川佳純“独り勝ち”パリ五輪リポーターの明暗…“大失敗”したレジェンド・アスリートの男性2人とは

大好評の石川佳純

 

 終幕迫るパリ五輪。選手たちが“メダルの色”を巡って熱戦を繰り広げる一方で、現地の様子を日本に届けるリポーターにもはっきりとした“勝ち負け”が出ているようで……。

 

「抜群の人気を誇るのは、元卓球日本代表の石川佳純さんですね。彼女がテレビ出るたびに、視聴者からは『かわいい』『癒やしになる』と絶賛の声が出ています。彼女を起用したフジテレビは笑いが止まらないでしょうね」(テレビ局関係者)

 

 

 もちろん、石川の評価が高いのはビジュアルだけではない。

 

「つい最近までアスリートだった影響なのか、いい意味で染まっていないんですよね。あくまでアスリートファーストで、いかに競技の面白さや、選手の魅力を伝えるかに集中しています。例えば、8月2日に卓球の張本智和選手をインタビューした時、石川さんはまさかの顔出しもせず、張本選手と向かい合うように話しを聞きました。“タレントの常識”で考えれば横並びになって自分の顔を見せるのが当然。でも彼女からすれば、張本選手の言葉を届けることが最優先だったのでしょう。まさにこういう点が評価されているのです。

 

 パリ五輪の現場でも、卓球に限らず全ジャンルの競技をかなり深く勉強しており、アスリートからの評判もいいので人気です。本来であれば“会社員”であるアナウンサーがやるような裏方仕事を率先しておこなうと評判です」(現地記者)

 

 当然、パリ五輪後もテレビ各局から引っ張りだこになるのは間違いない。

 

「レギュラーでテレビに出て欲しいという声はよく聞いています。すでに“オファー合戦”になっているのは間違いないでしょう。ただ、彼女自身は“タレント志向”があまりなく、卓球をする子どもたちと触れ合う『47都道府県サンクスツアー』に熱心ですからね。テレビで見られるのは“レア”だと考えるべきでしょう」(テレビ局関係者)

 

“勝ち”があれば“負け”もある。日本と現地、双方で不評なのは、2人のレジェンドアスリートだ。

 

「まず松岡修造さんですね。松岡さんは、2004年のアテネ大会から11大会連続で、テレビ朝日オリンピックメインキャスターを務めています。“大物”として扱われ勘違いしてしまったのか、今回は度重なる“マナー違反”が報じられてしまいました。阿部一二三選手をインタビューした際に、一社一問という暗黙の了解を破り、質問時間の多くを松岡さんが使ってしまったのです」

 

 さらに、8月1日におこなわれた、バスケットボール女子の1次リーグ第2戦めで、日本対ドイツのハーフタイム中に主将・林咲希選手に松岡がインタビューしたことも注目を集めた。

 

「事前に了解を得ていましたし、ルール上は問題ないですが、『試合に集中させてあげてほしい』と批判の声が出ました。全体的に、松岡さんのひたすら高いテンションで選手の“熱意”を聞く姿勢に視聴者は飽きてきたのでしょう。よりテクニカルなことや、石川さんのような“選手が主人公”になるインタビューを求めているんです」(芸能記者)

 

 そしてもうひとり、今回の五輪が“リポーターデビュー”となった内村航平だ。

 

「2012年、2016年と個人総合で金メダルを手にしたレジェンドですが、NHKに起用されたものの、松岡さんとは真逆で“低すぎるテンション”に賛否が分かれています。普段から落ち着いた様子なのでカメラが回っている時も回っていない時もテンションが変わらず、あのボソボソとした落ち着いた話し方なんですよ。

 

 また“天然発言”にも注目されていますね。バスケットボール男子日本対フランス戦では『身長が大きいフランスの選手とかは、シンプルにせこいなって思いました』など、あまりにド素人っぽい素朴な意見にツッコミが殺到しています。

 

 いずれにせよ松岡さんと内村さんは局が期待する結果を残せたとは言えず、“大失敗”だったと言えるでしょうね。リポーターという“芸能界”の仕事も、視聴者からの反応など、ある意味非常に厳しく結果が求められる世界です。内村さんはまだ始めたばかりなので、今後も声がかかるでしょうが、松岡さんはそろそろ世代交代の時期が近づいているかもしれません」(同前)

 

 今後の“キャリア”にも大きく影響を与えそうだ。

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