「差がすごい」石川佳純に称賛、内村航平に失望「パリ五輪」新キャスターで注目される “興味なし” 問題

パリ五輪でともに初めてキャスターを務める石川佳純(左)と内村航平(右写真・JMPA)

 

 日本時間7月27日深夜に開幕したパリ五輪。現地から、日本代表選手たちの熱戦をリポートする、2人の元アスリートの “明暗” に注目が集まっている。

 

 1人めは、フジテレビ系の五輪中継で「スペシャルキャスター」として登場している、東京五輪卓球銀メダリストの石川佳純だ。

 

 2人めは、NHKの五輪中継に登場する、五輪の体操競技で7つのメダルを獲得した内村航平だ。

 

 ともにキャスターとしては初めての五輪だが、X上では両者を比較する、こんな声が出てしまった。

 

《内村航平と石川佳純のキャスターとしての差が凄いな》

 

 いったい、なぜなのか――。

 

 

「まず、五輪中継に起用されるアスリートは、その局が地上波放送で中継する目玉競技に合わせて選ばれる場合が多いです。それでいえば、フジテレビは卓球女子団体のメダルがかかる、8月9日の準決勝を中継予定なので、石川さんが適任。

 

 一方のNHKも、7月29日深夜に金メダルを獲得した体操男子団体決勝などを中継予定でしたので、体操界で『キング』とまで呼ばれた内村さんの起用はまさに適任でした。

 

 実際に金メダル獲得後の内村さんの熱い姿には好感の声が多く出ていました。しかし、これほどまでに “ふだんのテレビ映り” で差が出てしまうとは……。中継により力を入れているNHKのほうが視聴者の印象に残りやすいですしね」(芸能記者)

 

 石川について、Xであがっているのは、

 

《石川佳純ちゃんのレポートめっちゃいい。単純に喋りが上手なのもあるけど、会場の雰囲気とか温度感を崩さずに熱くて一生懸命なのがとても好感度高い》

 

《ニコニコしてて卓球以外の競技のコメントも楽しそうにしてるし、素敵》

 

 と、専門の卓球以外でも初めて務めるキャスターとして奮闘する姿に好感を持っている声が多い。

 

 一方の内村については、体操競技以外への “興味” について、視聴者は違和感を抱いているようだ。

 

《内村航平すごい好きだったんだけど、キャスターの仕事向いていないというか本人のやる気のなさがすごすぎて嫌いになりそう》

 

《内村航平は現地リポーター断った方がよかったんじゃない?なんかやる気なさそうに見えるし、そもそもテレビに出る仕事が向いていない》

 

 体操のときに見せていたテンションがテレビではなかなか伝わらないのだろう。

 

 しかし、そんな敬意の欠けた様子は、国際的なスポーツイベントの中継では致命的になってしまう。スポーツ紙記者がこんな前例を話す。

 

「今回の五輪でも『報道ステーション』のスポーツコーナー担当として、テレビ朝日系の中継に登場している元サッカー日本代表の内田篤人さんは、2022年11月に “本業” のサッカー中継で炎上してしまったんです。

 

 というのも、開催されていたワールドカップで、日本代表が対戦したコスタリカ代表に対して、内田さんは解説中に『コスタリカには勝てる』と完全に “なめた” 発言をしたり、『仮に日本が1点入れられたとしても大丈夫』と謎の理論を展開。

 

 これに対して、視聴者からリスペクトがないとお叱りを受ける始末でした。ワールドカップも五輪も、選手が集大成として、努力をして出場する大会ですから、それを踏みにじるような態度、発言は危ないですよね」

 

 五輪でメダルを何度も獲得した内村にとっては、慣れた舞台なのかもしれないが――。

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