「内側の人が言ってもそう思えない」黒柳徹子の「テレビは大丈夫」発言に「メディアとして終わり」「なくたっていい」“業界オワコン派”の異論押し寄せる
7月9日、「第50回放送文化基金賞」の贈呈式が都内でおこなわれ、「テレビ草創期から今日に至るまでテレビ出演者として放送文化を具現化した」として、女優の黒柳徹子が「記念賞」を受賞した。
「御年90歳の黒柳さんは、スタッフに支えられながらも、しっかりとした足取りで登場。トロフィーを受け取ると、自身が最初に通った小学校で『問題児』扱いされて1年で退学させられた過去を振り返り、『そういう子がこういう賞をいただけるようになるって』と、受賞の喜びを笑顔で語りました」(芸能記者)
さらに黒柳は、同イベントでテレビ業界の今後について熱く語ったという。
「『ダメかなと思ったときもあった』と話す一方で、まだ志を持った業界人がいることを指摘し、『テレビは駄目になってなんかいません! 断固として申し上げますけど、いい番組がたくさんあります。お世辞じゃなくて、私はそう思いました。テレビを信じている。大丈夫です』と熱くコメントしました。さらに黒柳さん本人も、『少なくとも100(歳)までテレビに出ていようと思います』と自身の抱負を力強く述べました」(同前)
黒柳の記念賞受賞を伝えるYahoo!ニュースのコメント欄には、黒柳の業績を称賛する声が多くあがった。
ところが一方で、
《黒柳徹子さんにとってはそうでも。でも、テレビはダメになってますよ》
《テレビ業界が「大丈夫」かどうかは内側でその恩恵を受けている人が言及しても正直そうとは思えない。》
など、黒柳の「テレビは大丈夫」発言への異議も押し寄せた。同様にXでも、
《もう別にテレビなんてなくたっていいよ》
《今だ黒柳さんが出演している事自体が、メディアとして終わりを迎えている》
と、業界への厳しい見方があふれた。
「同イベントはテレビ業界に貢献した人を表彰するものなので、黒柳さんが“テレビ愛”を語るのは当然のことです。ただネット上では、これまで何度もテレビ業界の“オワコン化”が指摘されてきました。黒柳さんの発言に冷ややかな反応があるのは致し方ないでしょう。黒柳さんが元気に100歳を迎えられても、業界が元気だとは限りません」(同前)
百寿に達する2034年の“徹子の部屋”はどこにあるやらーー。
07/10 10:37
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