Discordが新しい収益化機能を導入し最初に稼ぐ100万ドルまでの手数料を15%に引き下げ


コミュニケーションツールの「Discord」が、アプリ開発者向けの新たなツールと収益化機能を導入しました。これにより、開発者が稼いだ最初の100万ドル(約1億5000万円)にかかるプラットフォーム手数料が15%に半減されています。
収益化規約 – Discord
https://support.discord.com/hc/ja/articles/5330075836311


Discord向けアプリの開発者は、収益から税金や支払い処理手数料、取引手数料を差し引いた額に占める一定の割合をプラットフォーム手数料としてDiscordに支払う必要があります。
Discordはこれまで、アプリ開発者がDiscordで得た収益に対して、一律で30%のプラットフォーム手数料を求めていました。しかし、2024年6月6日以降、Discordは開発者のアプリが100万ドルの収益を生み出すまでのプラットフォーム手数料を15%に引き下げたことが発表されました。
また、Discordは「買い切り型のゲーム」「ゲーム内のスキン」「プレミアムアセット」などのサブスクリプションを必要としない、1回限りの購入を提供する機能も追加しています。
この変更により、開発者はDiscordのアプリディレクトリまたはプロファイルから確認できるストア画面を介して、販売する商品を一覧で表示することができるようになります。


今回の変更は記事作成時点でアメリカとイギリスを含めたEU圏内で展開されており、日本での展開時期は未定です。
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