日経平均終値、542円安の3万8411円…全面安で下げ幅一時700円超

 22日の東京株式市場は、全面安だった。日経平均株価(225種)の終値は、前日比542円64銭安の3万8411円96銭だった。下げ幅は一時、700円を超えた。2日連続で値下がりした。

東京証券取引所

 27日投開票の衆院選で与党が苦戦し、衆院定数465の過半数(233議席)を獲得できない可能性があると予想されている。今後の政策が停滞することへの懸念から幅広い銘柄に売りが広がった。半導体関連をはじめとする電機や機械のほか、金融や不動産が大きく下げた。長期金利が上昇しており、企業の財務負担が増えることも嫌気された。

 東証株価指数(TOPIX)は28・44ポイント低い2651・47。

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