日経平均株価、一時700円超下落…政治の先行きの不透明感から売り注文

 22日の東京株式市場は、全面安の展開となっている。日経平均株価(225種)は一時、前日終値比700円超下落した。午前の終値は、555円13銭安の3万8399円47銭だった。

東京証券取引所

 27日投開票の衆院選で与党が苦戦し、衆院定数465の過半数(233議席)を確保できない可能性もあると予想されている。政治の先行きの不透明感から、東京証券取引所プライム市場の9割以上の銘柄が売られている。日経平均への影響が大きい半導体株をはじめとする電機や機械関連、銀行や証券など金融関連銘柄の下げが目立っている。

 市場では「前日の米株式相場が低調だったことも相場の重しになっている」(大手証券)との見方があった。

ジャンルで探す