日経平均終値、730円安の3万9180円…5日ぶりに反落

 16日の東京株式市場は売り注文が優勢だった。日経平均株価(225種)の終値は、前日比730円25銭安の3万9180円30銭と、5日ぶりに反落した。

東京証券取引所

 オランダの半導体製造装置大手ASMLが発表した2024年7~9月期の受注額が市場予想を大きく下回ったほか、米バイデン政権が半導体の新たな輸出規制を検討していると報じられたこともあり、前日の米株式市場で半導体株が急落した。この流れを東京市場も引き継ぎ、値がさ株の半導体関連や電機、精密株が下落した。日経平均の下げ幅は一時800円を超えた。

 東証株価指数(TOPIX)は32・91ポイント低い2690・66。

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