NYダウ終値、126ドル高の4万2080ドル…インフレ懸念が後退

 8日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)は上昇し、終値は前日比126・13ドル高の4万2080・37ドルだった。

ニューヨーク証券取引所=AP

 中東情勢の緊迫化への警戒感は根強いものの、中国の景気が減速し、原油需要が減少するとの観測が広がった。8日の取引で原油価格が下落したことを受け、米国でインフレが再燃するとの懸念が後退し、半導体大手インテルなどの銘柄が買われた。

 IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は259・02ポイント高の1万8182・92だった。(ニューヨーク支局 小林泰裕)

ジャンルで探す