日経平均終値、83円高の3万8635円…中東情勢の悪化懸念でエネルギー関連株が値上がり

 4日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比83円56銭高の3万8635円62銭だった。

東京証券取引所

 中東情勢が悪化するとの懸念から原油価格が上昇しており、石油や鉱業などエネルギー関連銘柄が買われた。電力株も値上がりした。一方、前日に上昇した半導体関連銘柄が下落し、全体を押し下げた。日経平均の前日比の上げ幅は最大で180円ほどにとどまった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に影響を与える米雇用統計の発表が4日夜に予定されていることもあり、投資家の間で様子見姿勢が広がった。

 東証株価指数(TOPIX)は10・36ポイント高い2694・07。

ジャンルで探す