BMW新型「M2」日本上陸! 2代目に進化した“正統派FRモデル” 3L直6エンジンは20馬力アップの480馬力に進化
BMWの2ドアクーペ「2シリーズクーペ」をベースにしたMモデル「M2」が日本で登場、注文受付を開始しました。従来型からどのように進化したのでしょうか。
高性能2ドアクーペが正常進化 6速MT車も用意
ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2024年10月29日、高性能Mモデル「M2」をフルモデルチェンジ、新型の注文受付を開始しました。
M2は、BMW 2シリーズ クーペに設定された「M」モデルです。
初代は2016年に登場(日本仕様も同年に発売)し、現行型は2022年に登場(日本仕様は2023年に発売)した2代目にあたります。
今回の全面改良にあたり、まず心臓部である直列6気筒エンジンに手が入れられました「M3」「M4」にも搭載される高効率な3リッターMツインパワーターボガソリンエンジンは480馬力にパワーアップ。
トランスミッションは8速Mステップトロニックと6速MTを用意。6速MT車では最大トルクは550Nmのままですが、ドライブロジックを備えた8速Mステップトロニック車では、600Nmにアップしています。
標準装備の8速Mステップトロニックは、新デザインのMセレクターレバーに備わったドライブロジックのスイッチで、3つのドライブモードを選択して、シフト(変速)特性を変更することができます。また、ステアリングホイールのギアシフトパドルでも、マニュアルでシフトすることができます。
フロントデザインは、大きく左右に張り出した四角型基調のエアインテークやヘッドライト周りのデザイン、横バーを採用した直線的なデザインのフレームレスのキドニーグリル、横方向にワイドにしたフロントホイールハウスなど、「2シリーズクーペ」をベースとしながらもより存在感を強調しています。
リアエプロンは、パワフルに彫刻されたレーシングカー風のディフューザーを備えています。4本出しの排気システムは、リアエンドの両端に配され、M2のレーシング遺伝子を視覚的にチャネリングしています。
インテリアはiドライブコントローラーやタッチ操作が可能な視認性に優れたカーブドディスプレイなど、M3やM4と共通のコンポーネントを多く採用。フロントシートに内蔵されたイルミネーション付きM2ロゴや大人2名乗車が可能な後席が特徴となっています。
ボディサイズは全長4580mm×全幅1885mm×全高1410mm、ホイールベースは2745mmです。
消費税込みの車両価格は、6速MTモデル/8速ATモデルとも998万円です。
10/29 17:10
VAGUE