「こ、これは…!?」ルノー新型「トゥインゴ」まもなく世界初公開 4代目として復活する人気コンパクトは2026年に発売予定

まもなく開催されるパリ国際モーターショー2024にて、ルノー新型「トゥインゴ」が世界初公開されます。歴史あるコンパクトカーはどのように進化するのでしょうか。

初代トゥインゴをオマージュしたデザイン

 仏ルノーは2024年10月7日、同年10月14日から20日まで開催されるパリ国際モーターショー2024で、「TWINGO E-TECH ELECTRIC PROTOTYPE(トゥインゴ Eテック エレクトリック プロトタイプ)」を世界初公開すると発表しました。

10月14日から開催されるパリ国際モーターショーで世界初公開されるルノー新型「トゥインゴ・プロトタイプ」

10月14日から開催されるパリ国際モーターショーで世界初公開されるルノー新型「トゥインゴ・プロトタイプ」

 トゥインゴは、ルノーのAセグメント・ハッチバックモデルで、初代は1992年に登場。全長3.5mに満たないコンパクトなボディながら眺めのホイールベースで広い室内空間を確保、優れたデザインで世界中にヒットしました。日本でも1995年に正規輸入が開始されています。

 初代トゥインゴは2007年までおよそ15年にわたり生産されたロングセラーモデルでしたが、2007年に2代目が登場。スポーティなデザインになった2代目はルノー・スポールも用意され、日本でも人気モデルになりました。

 3代目は2014年に登場。メルセデス・ベンツと共同開発されたモデルで、スマート「フォーフォー」と兄弟車でした。リアエンジン・リアドライブを採用。高い小回り性能と走りの楽しさで人気でしたが、2024年1月に日本向け最終モデル「インテンスEDCエディションフィナル」が設定され、販売が終了しています。

 今回登場した新型トゥインゴは、初代トゥインゴをオマージュ。ヘッドライトやリアライトのデザインなど、初代を彷彿とさせるものになっているのが特徴です。半円形のドアハンドル。ボンネット上の3つのスリットなどのディテールも、初代トゥインゴのデザインから採用されています。

 詳細なスペックは明らかにされていませんが、新型トゥインゴは電気自動車(EV)となり、2026年に生産が開始される予定です。

 このモデルは2万ユーロ(日本円で325万円)未満というエントリー価格で提供することを目標に開発され、ルノーの電動モビリティを手の届く範囲にするという公約を果たす1台になる見込みです。

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