貴重な「ミッドサイズセダン」が2025年モデルへと進化 レクサス新型「IS」が北米デビュー 5リッターV8搭載車に加わった「華やかな特別仕様車」とは
レクサスの米国法人は先ごろ、ミッドサイズセダン「IS」シリーズの2025年モデルを発表しました。果たしてどのようなモデルへと進化を遂げているのでしょう?
25周年を迎えたレクサスのミッドサイズセダンが進化
レクサスの米国法人は先ごろ、ミッドサイズセダンの「IS」シリーズを商品改良。2025年モデルとして発表しました。
「IS」は、レクサスのラインナップに加わって25年目を迎えた人気モデルです。1999年にデビューした初代は、日本ではトヨタ「アルテッツァ」として販売されました。2005年に登場した2世代目以降は、日本仕様もレクサス「IS」として展開されています。
2013年に登場した3代目となる現行モデルは、2020年にビッグマイナーチェンジを実施。エクステリアデザインがよりスポーティに変更されたほか、足回りも大幅改良されるなど、全方位的に進化を遂げています。
テストコースであるトヨタテクニカルセンター下山での厳格なテストを経て進化した「IS」シリーズの2025年モデルは、各モデルで装備の充実を図るなど、より魅力的なミッドサイズセダンとなりました。
北米仕様の新しい「IS」は、多彩なパワートレインを設定しているのも魅力です。
「IS300」は、最高出力241馬力の2リッター4気筒ターボエンジンを搭載し、後輪を駆動。「IS300 AWD」は、260馬力を発生する3.5リッターV6エンジン搭載の4WDモデル。「IS350」並びに「IS350 AWD」は、311馬力の3.5リッターV6エンジンを搭載。そして、高性能バージョンである「IS500」は、最高出力472馬力の5リッターV8エンジンを採用しています。
●イエローのボディが鮮烈な「IS500」の特別仕様車
そんな2025年モデルの「IS」で最も注目すべきは、「IS500 Fスポーツ プレミアム」に設定された「スペシャルアピアランスパッケージ」でしょう。
エクステリアでは、鮮烈なフレアイエローに塗られた車体に、19インチのBBS製ホイールの組み合わせが印象的。
さらにインテリアでは、随所にスエード生地を配すほか、イエローのステッチが施されたブラックのNuLuxeトリム、それらとコーディネートされたフロアマット、キーグローブ、カードキーなどを採用しています。
ちなみに、搭載される5リッターV8自然吸気エンジンは、最高出力472馬力、最大トルク395ポンドフィート(約536Nm)を発生。強烈なパフォーマンスと爽快なドライビングプレジャーが高い評価を受けています。
なお、「IS500 Fスポーツ プレミアム」の「スペシャルアピアランスパッケージ」は、180台限定となっています。
そのほか、2025年モデルの「IS」は、その他のグレードでも装備の充実を図っています。
「IS 300 Fスポーツ」および「IS 350 Fスポーツ」では、ダーククロームトリムを備えた調光機能つきの電動格納ミラーや、電動チルト&テレスコピックステアリングホイール、運転席、ステアリングホイール、外部ミラーのメモリーパッケージ、ダーククロームウィンドウトリムなどを新たに装備。
さらに、各モデルの「Fスポーツ デザイン」グレードには、ステアリングヒーターが標準装備されています。
10/12 12:40
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