スバルの「スタンダードな5ドアハッチバック」はどう進化した? 新しい「インプレッサ」に追加された「上質な特別仕様車」は何が魅力?

スバルは先ごろ、5ドアハッチバック「インプレッサ」の一部改良を実施しました。スポーティかつカジュアルなデザインや優れた走行性能と安全性能、そして、使い勝手のいいユーティリティを内包したスバルのスタンダードモデルは、どのような進化を遂げたのでしょうか?

コネクティッドサービスなどをブラッシュアップ

 スバルは先ごろ、5ドアハッチバック「インプレッサ」の一部改良モデルを発表しました。

一部商品改良を実施したスバル「インプレッサ」

一部商品改良を実施したスバル「インプレッサ」

「インプレッサ」は、クラスを超えた優れた安全性能と動的質感を兼ね備える、スバル車のラインナップにおけるスタンダードモデルです。

 歴代の「インプレッサ」は、スポーティかつカジュアルなデザイン、愉しくなる優れた運動性能、安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティを兼ね備えたモデルとして、高い評価を獲得してきました。

 第6世代となる現行の「インプレッサ」はそれらの魅力をしっかりと継承しながら、最新フェーズのスバルの技術を多数搭載。それにより、安全性能や動的質感が大幅に進化を遂げています。

 そのことは、自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント“JNCAP”において、2023年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点を獲得し、“自動車安全性能2023ファイブスター大賞”を受賞したことからも明らかです。

 今回の一部改良では、インフォテインメントシステムの使い勝手向上やコネクティッドサービスの機能追加を図るとともに、各グレードの装備を見直してメーカー装着オプションの装着率が高かったアイテムを一部標準装備化することで、商品力を高めています。

 11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイは、AVH(オートビークルホールド)ボタンをホームボタンエリアに配置することで使い勝手を追求。さらに、“SUBARU STARLINK”の新たな機能として、“リモートエアコン”や“マイカー検索”のハザード点滅機能を追加しています。

 加えて、オーディオレス仕様車は内外装の質感をアップさせるべく、シルバー加飾付本革巻シフトレバーやピアノブラック調シフトパネル、シルバーステッチシフトブーツ、艶黒塗装ドアミラー、本革巻ステアリングホイールを新たに採用しています。

 そのほか、新しいボディカラーとしてデイブレイクブルー・パールを追加した新しい「インプレッサ」の価格(消費税込)は264万円〜337万1500円となっています。

●優れた安全性とスポーティなルックスが魅力の特別仕様車

 そんな新しい「インプレッサ」は、2リッターのガソリンエンジン車に安全装備と上質さを高めた特別仕様車「STスマートエディション」を設定したことも注目です。

 安全装備は、アイサイトセイフティプラス運転支援テクノロジーやコーナリングランプ&ステアリング連動ヘッドランプ、自動防眩ルームミラー、緊急時プリクラッシュステアリング、スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/エマージェンシーレーンキープアシストなどを装備。

 また、ダークメタリック塗装の17インチアルミホイールやLEDフロントフォグランプ、サイドシルスポイラー、アルミパッド付スポーツペダル(アクセル、ブレーキ、フットレスト)などによるスポーティ仕立てのルックスも魅力的です。

 さらに、運転席10ウェイ&助手席8ウェイパワーシートやリバース連動ドアミラー+ドアミラーメモリー&オート格納機能など、利便性も追求。

 まさに、全方位的に魅力を高めた特別仕様車の気になる価格(消費税込)は295万3500円〜316万8000円となっています。

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