メルセデス・ベンツ新型「Vクラス」日本登場! “高級ミニバンの代名詞”は内外装を一新「Sクラス」顔も用意

メルセデス・ベンツのプレミアムミニバン「Vクラス」がマイナーチェンジ、改良新型が日本に登場しました。より高級感が増しているのが特徴です。

上級仕様にはメルセデス・エンブレムがボンネットに立つ

 メルセデス・ベンツ日本は2024年10月1日、新型「Vクラス」を発表しました。

メルセデス・ベンツ新型「Vクラス」

メルセデス・ベンツ新型「Vクラス」

 1998年に欧州のミニバンとして初めて日本に導入された日本に導入されたVクラスは、ワイドでスクエアなスタイリングと広く上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備え、プレミアムミニバンというセグメントを創出しました。

 その後も2003年、2015年のフルモデルチェンジを経て、日本での累計販売台数約3万台を達成したロングセラーモデルです。

 今回登場した新型Vクラスは、内外装デザイン・乗り心地・機能装備などをアップデートした改良新型モデルです。

 新デザインのラジエーターグリルと力強く描かれたバンパーを採用し、メルセデスのフラッグシップセダン「Sクラス」にも似た上級感を醸し出しています。

 大きく変更されたのはフロントマスクです。

 中央に大きなスリーポインテッドスター(エンブレム)を配置し、グリル内にはメッキ加工された小さなスリーポインテッドスターが散りばめられるデザインを採用しています。

 またマルチビームLEDを採用した新デザインのヘッドライトを標準化しています。

 上位グレードとなる「EXCLUSIVE(エクスクルーシブ)」には、今回初めてエンブレムがボンネットの上に立つメルセデスの伝統的なデザインを採用。このグレードのグリルは、横バー5本のタイプとなります。

 インテリアも大幅に改良しています。コクピットには静電容量式ハンズオフ認識機能を備えた新世代のステアリングホイールを採用、新デザインのエアベンチレーションなどで新しい雰囲気を醸し出します。

 ディスプレイは従来から大型化。コックピットディスプレイ、メディアディスプレイどちらも12.3 インチのワイドディスプレイを採用し、メディアディスプレイはタッチスクリーン対応となりました。

 サスペンションには、ベースグレードの「V220d」には従来通り、「AGILITY CONTROLサスペンション」が装着されますが、その他4モデルでは、滑らかな乗り味を実現する 「AIRMATIC サスペンション」を新しく採用しました。

 搭載エンジンはすべて2リッター直列4気筒クリーンディーゼル「OM654」を搭載。163馬力・380Nmを発生するこのエンジンは振動・騒音も低減されており、快適なドライブを実現します。

 組み合わせるトランスミッションは9速AT「9Gトロニック」を採用。後輪を駆動します。

 消費税込みの車両価格は以下の通りです。

・V220d:940万円
・V220d long:975万円
・V220d EXCLUSIVE long Platinum Suite:1355万円
・V 220d extra-long:1020万円
・V220d EXCLUSIVE extra-long Black Suite:1370万円

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