新型ミニ「エースマン」日本上陸 カントリーマン&クーパーに次ぐ新世代ミニ第3弾はEV専用クロスオーバー
ミニ・カントリーマン、ミニ・クーパーに次ぐ新世代ミニ第3弾、新型「ミニ・エースマン」が日本で登場しました。どんなクルマなのでしょうか。
電気自動車の「ミニ・エースマンE」「SE」のみの展開
ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2024年6月6日、新型「MINI ACEMAN(ミニ・エースマン)」を発売しました。
新型ミニ・エースマンは、新たにミニファミリーに加わったモデルで、2022年7月に登場したコンセプトモデル「ミニ・コンセプト・エースマン」の市販バージョンとなります。2024年4月に世界初公開されました。
ボディサイズは全長4080mm×全幅1755mm×全高1515mm、ホイールベースは2605mm。全長3875mm(ガソリン仕様。EV仕様は3860mm)の新型「ミニ・クーパー3ドア」と、全長4445mmの新型「ミニ・カントリーマン」の中間サイズで、これにより新世代ミニ3台が日本においても出揃った形になります。
新型ミニ・エースマンはミニ史上初となる電気自動車(EV)のシティ・クロスオーバーです。
グレードは「ミニ・エースマンE」と「ミニ・エースマンSE」の2グレード。エースマンEは135kW(183馬力)・290Nmを発生するモーターを搭載、前輪を駆動します。0−100㎞/h加速は7.9秒というパフォーマンスを発揮します。搭載するリチウムイオンバッテリー容量は126Ah・42.5kWhで、一充電走行可能距離は310㎞です。
エースマンSEは160kW(218馬力)・330Nmのモーターを搭載する前輪駆動のEVで、0−100㎞/h加速は7.1秒。リチウムイオンバッテリー容量は54.2kWhで、一充電走行可能距離は406㎞となっています。
2グレードとも、ミニらしい「ゴーカートフィーリング」を感じさせるスポーティなシャシシステムが採用され、アクセルペダルに対するモーターの反応を高めることで最高のドライビング・ダイナミクスを提供するといいます。また乗り心地も高い完成度を誇っています。
エクステリアは、新しい角型のLEDヘッドライトや八角形のフロントグリルが特徴です。新たなデザイン言語「カリスマティック・シンプリシティ」にそってデザインされたボディは、フラッシュドアハンドルと特徴的なホイールアーチを持ち、スリムで直立した外観ながらミニらしい典型的なプロポーションとなっているのが特徴です。
インテリアでは、他の新世代ミニと同様中央に24cm径のOLEDディスプレイ、再デザインされたトグルバー、ヒーター付きの多機能ステアリングホイールという3つの主要なデザイン要素で構成されています
室内は広々としており、後席には3人が座れます。荷室容量は300リッターですが、60:40の分割可倒式後部座席を倒せば最大1005リッターの荷室に広がります。
消費税込みの車両価格は、ミニ・エースマンEが491万円、ミニ・エースマンSEは556万円です。
納車は2024年第4四半期以降を予定しています。
06/07 07:30
VAGUE