新型「ミニ・クーパー5ドア」世界初公開! “第4の新世代ミニ”は全長4mでガソリン仕様のみで408万円から

新世代ミニに新たに「ミニ・クーパー3ドア」が追加、世界初公開されました。これまで「ミニ・カントリーマン」「ミニ・クーパー3ドア」「ミニ・エースマン」が登場していますが、それに続く第4のモデルとなります。どんなクルマなのでしょうか。

日本でも人気のミニ・クーパー5ドアが全面改良

 ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2024年6月13日、同年6月12日に世界初公開された新型「MINI Cooper 5 Door(ミニ・クーパー5ドア)」を発表しました。

 納車は、2024年第4四半期以降を予定しています。

世界初公開された新型「ミニ・クーパー5ドア」

世界初公開された新型「ミニ・クーパー5ドア」

 新型ミニ・クーパー5ドアのボディサイズは全長4035mm×全幅1745mm×全高1470mm、ホイールベースは2565mmで、このサイズは先代モデルとほぼ同じ寸法となっています。

 新型ミニ・クーパー3ドアと比較すると、ホイールベースは70mm長く、全長は180mm長くなっています。

 パワートレインはガソリンエンジンのみなのも特徴です。156馬力・230Nmを発生する1.5リッター直列3気筒ターボエンジン搭載の「ミニ・クーパーC 5ドア」と204馬力・300Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載する「ミニ・クーパーS 5ドア」と、グレードは2種類を用意します。

 組み合わされるトランスミッションは7速DCT、前輪を駆動します。

 エクステリアデザインは基本的に新型ミニ・クーパー3ドアと共通。新たなデザインテーマ「カリスマ・シンプリシティ」に基づき、先進テクノロジーとブランドの起源の基本原則を組み合わせています。短いオーバーハング、短いボンネットに長いホイールベースという伝統的なスタイルや、クラシック・ミニから続く丸目は健在です。

 インテリアでは、ステアリングホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要な全ての情報は、前方のヘッドアップ・ディスプレイおよび円形有機ELセンター・ディスプレイに映し出されます。

 カーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を採用、リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより、手入れが簡単な構造になっています。

 大型の円形有機ELセンター・ディスプレイは直径240mm。スマホを操作するような直感的な操作が可能であり、メインメニューでは、各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作できます

 消費税込みの車両価格は以下のとおりです。

・ミニ・クーパーC 5ドア:408万円
・ミニ・クーパーS 5ドア:477万円

世界初公開された新型「ミニ・クーパー5ドア」のインテリア

世界初公開された新型「ミニ・クーパー5ドア」のインテリア

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これにより、新世代ミニは新型「ミニ・カントリーマン」、新型「ミニ・クーパー3ドア」、新型「ミニ・エースマン」に続き新型ミニ・クーパー5ドアの登場で、4車種での展開になっています。

 ミニ・クーパー3ドアは全長3875mm(クーパーE/クーパーSEは3860mm)、ミニ・エースマンは全長4080mm、ミニ・カントリーマンは全長4445mmというボディサイズです。全長4035mmの新型ミニ・クーパー5ドアはほぼミニ・エースマンと同じボディサイズで、ミニ・クーパー3ドアとミニ・カントリーマンの中間に位置します。

 新型ミニ・クーパー5ドアはガソリンモデルのみの展開、それに対してミニ・エースマンはEV(電気自動車)専用モデルとなっているため、差別化されているのも特徴です。
 

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