「日本一海に近い駅」どんなところ? 広がるのは段違いの絶景!「海近」以外にも特徴マシマシのクセ強駅
長崎県に「日本で一番海に近い駅」とうたわれる鉄道駅があります。島原鉄道の大三東(おおみさき)駅です。実際に行ってみました。
近いし、柵もない!
長崎県に「日本で一番海に近い駅」の一つとうたわれる鉄道駅があります。それは、島原鉄道の大三東(おおみさき)駅です。地元の観光協会を始めとして、同社の公式WEBサイトなどでもそのように明記されています。そこで、実際に行ってみたら、絶景が広がっていました。
島原鉄道は長崎県諫早市と島原市を結ぶローカル線で、ほとんどの時間で毎時1本のペースで運行されています。大三東駅は無人駅で、構内には上下線それぞれに小さな待合室と、ホームの駅名標などがある程度です。
駅舎のすぐ真裏には有明海が広がりますが、海とホームのあいだには柵などはありません。駅構内の案内板にも「当駅は『日本一海に近い駅』です。ホームの下は海です。転落に十分注意してください」という特徴的な記載もあります。
また、ホームには、利用客が願い事などを書いた黄色いハンカチが大量に飾られているのもほかの駅にはない特徴です。これは2015年度から開始された町おこしプロジェクトの一環で実施されているもので、駅舎には、ハンカチのガチャガチャも設置されています。
08/12 07:12
乗りものニュース