「成田空港駅」が廃止!? 空港の旅客ターミナル再編で鉄道も大変革か 「新駅」も想定

東成田駅の動向も注目されます。

新駅整備で現駅は廃止する想定

 成田国際空港(NAA)は2024年7月3日、「新しい成田空港」構想の取りまとめを公表。その中で、新旅客ターミナルの整備に伴い、最終的に現在の成田空港駅(第1ターミナル)を廃止する方針を明らかにしました。

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成田エクスプレス(画像:写真AC)。

 成田空港では、C滑走路の新設やB滑走路の延伸などにより、年間発着回数を30万回から50万回に引き上げることが計画されています。さらに、現在は分散しているターミナルを集約する形で、新たな旅客ターミナルも建設される予定。この新ターミナルに直結する新駅も設けるとしています。
 
 まずは第2ターミナル南側の種地に、新旅客ターミナルの半分が建設され、新駅と空港第2ビル駅(第2・第3ターミナル)からの分岐軌道を整備。新たなターミナルと第2・第3ターミナルを暫定的にコンコースで結び、一体的な運用を実現するとしています。この段階で現在の成田空港駅は廃止となる予定です。 次に、新旅客ターミナルを増築し、第2・第3ターミナルも含めた全機能が新旅客ターミナルに集約されます。
 
 成田空港は機能強化に合わせ、鉄道輸送力の増強も必要と指摘。現在、JR線は成田~成田空港間、京成線は成田湯川~成田空港間がそれぞれ線路1本のみの単線となっていますが、区間の複線化などについても、鉄道事業者を含めて議論していく必要があるとしています。

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