「日本一デカいイオン」渋滞の迂回路できた!? ボトルネックだった橋“完全4車線化” 隣町の市街地も拡幅!

やっと完成!

レイクタウンのお隣「吉川市」が変わる

 埼玉県は2024年6月4日、都市計画道路「越谷吉川線」ならびに「三郷吉川線」の一部について、7月5日(金)9時から4車線化すると発表しました。

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2022年の1.5車線化供用直前の吉川橋。奥がレイクタウン方面(乗りものニュース編集部撮影)。

 越谷吉川線は、吉川市街地と越谷市街地を東西につなぐ計画延長8.6kmの道路。4車線化されるのは、両市の境である中川に架かる「吉川橋」前後の1.1kmです。

 吉川橋は築90年を経て2021年に架け替えられましたが、新しい橋桁を用いた暫定運用が続いていました。2022年以降、南側の橋は西行き(越谷方面)2車線、北側の橋は東行き(吉川方面)1車線だったところ、今回、拡幅整備の完了にともない4車線となります。

 吉川橋の西側は、日本一大きなショッピングモールである「イオン越谷レイクタウン」の北側(mori)駐車場が接続しています。このため、付近でしばしば渋滞していました。その緩和も期待されます。

 さらに、吉川橋を渡って信号3つ目のところで交わる三郷吉川線も、2車線だった0.6kmが4車線に同時拡幅されます。この道路は南下すると、外環道の外環三郷西ICに近い国道298号の「三郷IC出口(西)」交差点に出ます。

 これにより、イオンレイクタウンの東側から北側を迂回するようなルートが全て4車線になります。ただし、三郷吉川線も交通量が多い道路です。

 埼玉県は三郷吉川線も4車線化することにより、「円滑な道路ネットワークが強化され、通過時間の短縮が期待できます」「『越谷レイクタウン』や『吉川中央土地区画整理事業』等の開発に伴う、交通需要増加に対しても円滑な交通が確保でき、地域活性化の促進が期待できます」としています。

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